PCがクラッシュしても問題ナス

家中のデータを集中的に管理できる“NAS”って何?

2009.02.19 THU



イラスト:藤田としお
突然起動しなくなったパソコン。仕事やプライベートで長年ため込んだデータが吹っ飛んだかと思い、一瞬目の前が真っ暗になりました。それでもなんとか壊れたパソコンからHDDを取り出し事なきを得たんですが。

普段から外付けHDDなどでバックアップをとっておけば、こんな事態にはならなかったはず。そう思って慌てて家電量販店に出向き、外付けHDDを物色したんですが、何やら通常のものとは別に、NASなる種類のHDDもあることもわかりました。これって何? 『日経WinPC』編集部の西村岳史さんにうかがいました。

「ネットワーク・アタッチド・ストレージの略で、通称ナスと呼ばれる、ネットワークで接続する外付けHDDのことです。通常の外付けHDDはパソコン本体と1対1でつながっていますが、NASはネットワーク対応なので、同時に複数のパソコンからアクセス可能。USBケーブルやLANケーブルなど有線接続をはじめ、無線LAN機器による無線接続もできます」

なるほど。でもそれって何が便利なの?

「メインパソコンのデータをNASにバックアップしていれば、たとえメインが壊れたり、新機種に引っ越しすることになっても、簡単にほかのパソコンからデータを取り出せる点でしょうね」

ほほう。他にはどういうメリットが?

「最近ネットブックを買ったりして、パソコンが2台以上になった人は、データ共有が簡単にできるのでオススメです。NAS側に写真や音楽、動画といった重いデータを置いておけば、例えば記憶領域の少ないネットブックや、ゲーム機の端末など、家中どこからでも音楽や動画を楽しむことができるんです。また機種によっては、家の外からアクセスできるモデルもあるので、例えば旅行写真を友達に公開してダウンロードしてもらうという使い方もできます」

おお、便利! デジタルデータ全盛のご時世。バックアップ用に購入するだけでもいいかもしれませんね。

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