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「中古PC」とは一味違う「リフレッシュPC」って何だ?

2009.05.14 THU



写真提供/NEC
家電量販店のPCコーナーで「リフレッシュPC」なるものを発見。なんでもPCメーカーがユーザーからPCを買い取り、再生し、再び売り出しているPCだそう。へぇ、PCの再生ってどんなふうにやるの? 業界でいち早くリフレッシュPC事業に乗り出した、NECの清水康雄さんに聞いた。

「まずは内部データの消去。一部修理や清掃をして、できる限り新品の状態に近づけて売っています。日本では2003年ごろから販売されているんです」

一般的な中古PCとの違いは、メーカー自身が修理・検査・動作確認をし、確実な動作を保証しているというその信頼性。中古PCと呼ばれる商品の中には、ジャンク品といって、正しい動作を保証しない商品も含まれるので、大きな違いですよね。さらにリフレッシュPCには、新品PCのようにメーカー保証(半年~1年間)が付き、それでいて、新品PCと比べて6~7割程度の値段で手に入れられるというのだから確かにオトク。しかし、メーカー自身が割安なPCを売ることで、PC全体の値段が下がったりして、自分の首を絞めちゃうようなことにはならないんでしょうか?

「最近は5万円ネットブックなどの登場により、新製品でも低価格化が進んでいます。リフレッシュPCの登場によるPCの価格低下への影響は少ないと思います」(PC雑誌『週刊アスキー』編集部)

年間1300万台以上を出荷するPC市場全体から考えれば、リフレッシュPCの販売数はわずか。また、NECの調査によると、新品PCとリフレッシュPCでは、購入者のすみ分けができているのだそう。

「割安なリフレッシュPCは不況下でも売れ行きが鈍らず、事業開始から売り上げは順調に伸びています。また、エコを意識した取り組みを行うことによる企業イメージの向上も狙いです」(NEC・清水さん)

資源を再利用したエコな事業で、かつオトク現代の消費者ニーズにぴったりの商品なのかもしれませんね。


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