浮気調査にも応用可!

ケータイ予測変換の仕組みとカシコい使い方

2009.06.04 THU



イラスト:後藤亮平(BLOCKBUSTER)
知り合いの江口さんにメールを送ろうと、ケータイで「えぐ」と入力したら、予測変換候補の筆頭に「EXILE」の文字。今まで一度も打った覚えのない単語なのになぜ?

「基本的に予測変換とは、ユーザーの使用履歴を参照して候補を提示する機能ですが、あらかじめ入力されている言葉もあるんですよ」と教えてくれたのは、日本語入力ソフト「ATOK」で知られるジャストシステムATOK製品開発部の関 郁仁氏。

「まず、機種メーカーと我々で、一般によく使われる言葉を選び出します。例えば、『こんにちは』と文字を打った後に、予測変換候補として絵文字を出すとしますよね。これらについても、『笑顔』にするか『キラキラ』にするかなど、かなり綿密な協議をします。こういう作業を経て作成されたリストが、各機種に搭載されているのです」(同)

先の「EXILE」も、よく使われる言葉のリストに入っているというわけだ。

「実はこの予測変換機能、彼女の浮気調査に使えるんですよ」とは、ケータイ事情に詳しいライターの橋本保氏。

「例えば『電車の時間を調べたいんだけど、家に忘れてきちゃって』などといって彼女のケータイを借りるとします。そして、『た』や『ま』など、さりげなくひらがなを1文字入力してみましょう。変換候補の最初に『拓也』や『雅春』のような男性の名前が出てきたら、彼女はグレーかも。その名を頻繁に入力してるってわけですから」(同)

使用履歴を学習し、候補を最新状態に上書きする機能を逆手に取った使い方があったとは。また、予測変換はメールだけでなく、スケジュールや乗り換え案内など、すべての文字入力がデータとして蓄積される。例えばネットで頻繁に「巨乳」なんて検索していると、「き」の変換候補が恥ずかしいことになってしまうはず。誰に見られるとも限らないので、「巨人 牛乳」と打って中の2文字を消すなど、普段からセキュリティの意識を高めておこう。予測変換も立派な個人情報なのだ。


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