いよいよ7月より本格スタート!

話題の次世代通信「WiMAX」はどこが新しい?

2009.07.16 THU



イラスト:藤田としお
気軽に持ち運べるミニノートPCのヒットにより、身近な存在となったモバイル環境でのネット接続。その普及をより加速する存在となりそうなのが「WiMAX(モバイルWiMAX)」だ。7月よりUQコミュニケーションズがモバイルWiMAXの商用サービスを開始。さらに、大手プロバイダや家電量販店などもUQから回線を借りる「MVNO」形式で、独自の通信サービス事業に乗り出す。回線を借りてまでも新規参入する企業が続出するなど、開始時から大きな動きを見せているWiMAX。いったい、これまでのモバイル通信サービスと、どこが違うのだろうか?

「仕組みの上で大きく違う点として挙げられるのは、WiMAXが無線LANの兄弟であるということ。既存のモバイル通信サービスの大半は、携帯電話網を利用しているため、圏外に出てしまうなど、接続が切れるたびに『ダイアルアップ接続』の操作をする必要がありました。対してWiMAXは、屋内の無線LANと同様、いちど設定をしてしまえば、以降は圏外に出た後でも圏内に戻れば自動的にネットに再接続されます。この利便性がWiMAXのメリットのひとつといえるでしょう」(UQコミュニケーションズ コーポレート部門 小池竜太氏)

《端末&回線》というセットでの契約が基本となっていた、既存の携帯電話網系通信サービスとは違い、ユーザーが端末と回線の組み合わせを自由に選べるのも大きな特徴だ。すでにWiMAXを内蔵したノートPCが各社から発表されているし、今後はカーナビやテレビなどの家電にもWiMAXが内蔵される可能性があるという。多くの企業がWiMAXを利用した通信事業に参入するのは、様々な分野でのサービス展開ができる可能性に魅力を感じたためでもあるだろう。当然、既存の携帯電話網系サービスもWiMAX陣営に対抗し、通信速度向上などの施策をとっており、今後さらにアツくなりそうなモバイル通信の世界。その動向から目が離せない!


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト