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オトコが安らぐ快眠サポートビジネス最前線

2009.12.03 THU

「もっとよく眠りたい…」とは、いまや現代人にとって1年を通じ共通の悩み。そこで話題となっているのが、いわゆる「快眠サポート・ビジネス」だ。温度調整機能がついたマットレスや枕といったハイテク寝具や、各種の睡眠改善薬が好調な売れ行きをみせた、というニュースを記憶している人も多いだろう。

無論こうしたトレンドはR25世代にも無関係ではない。たとえば、日々の就寝&起床時間を記録することで、睡眠のリズムを管理するITサービス「ねむログ」(www.nemulog.jp)の会員属性を調べたところ、男性会員が全体の6割近く。しかも、そのうちの約8割が20~30代となっている。また、先日には「ねむログ」に近いサービスを提供するiPhone用のアプリもリリースされた。このように、若い世代の男性にも身近なものとなった「快眠サポート・ビジネス」。来年以降、どのような動きをみせていくのだろうか? 寝具など睡眠関連商品の開発や、睡眠改善のアドバイスなどを行っている、快眠プロデューサー・岩田有史氏にお話を伺った。

「市場全体の話でいうと、今年に関してはムード先行で、実際の効能が疑わしい商品も目立ったような気がしますね。効果の表現が誇大であったり、法令に抵触する恐れがあったりするケースも見受けられ、行政のチェックも厳しくなってきています。来年以降は、しっかりした睡眠科学をベースとした商品やサービスが増えていくと思いますよ」

そうした流れの中、岩田氏が今後より成長が期待できると注目するのが睡眠にまつわる“環境改善サポート”だ。

「快眠をたすける照明や音響設備が備わった寝具システムなど、寝室環境を改善する商品の登場はもちろん、ユーザーの生活習慣自体を改善するサービスもさらに増えてくると思います。その人にあった寝具をはじめ、睡眠に関する正しい環境と生活習慣をアドバイスしてくれる『睡眠改善インストラクター』という資格もそのひとつ。来年以降はインストラクターの数もさらに増えていくのではないでしょうか」

ちなみに最近では、親の生活環境に影響され、正しい睡眠リズムがとれなくなっている乳幼児のための睡眠トレーニング・プログラムまで登場したとか。このように、世代を問わず注目される快眠サポート・ビジネス。来年の動きが気になるところだ。


  • 最新睡眠環境 システム搭載ベッド

    シモンズ 「シモンズ×レスティーノ」
    睡眠研究の知見をもとに開発されたプログラムにより、「照明」「音響」などを自動的に制御してくれるベッド。さらに、寝ている人の動きを感知する「体動センサー」と「室温センサー」で、リアルタイムに寝苦しさを解消に導く。ついにベッドもここまで進化した!!
    価格:100万円前後/2010年2月1日より発売予定/問:03-5765-3132
  • 快眠ビジネスホテル

    リゾートソリューション 「ホテルリソル池袋」
    低反発ポケットコイル使用の幅広ベッドほか、空調、照明など「五感」にうったえる快眠のための設備にこだわったホテル。靴を脱いで上がるスタイルで、家感覚で安らげる。町田、金沢などにも同様の施設がある
    宿泊料金: 6500円~(simple stayプラン)/住所:東京都豊島区南池袋2-30-14/問:03-3984-7700
  • 睡眠計測サービス

    キッセイコムテック 「SleepSign-home」
    専用の行動計で、睡眠時だけでなく起きている時のデータも詳細に計測。一定期間(2週間程度)計測したあとで、利用者の睡眠・生活状況を分析し、ドクター監修の統合評価をしてくれるサービス。詳細な睡眠評価レポートが特徴となっている
    価格:5250円/商品HP:www.kicnet.co.jp/sleep//問:0263-48-5551
  • ノンスプリングマットレス

    イワタ 「ラークオール」
    欧米の睡眠市場で近年主流の「ノンスプリング」タイプ。スプリング式に比べ蒸れない、冷えすぎない、揺れないといった長所があるそう。カシミアなど天然素材を使いながらも最近の睡眠科学により設計されている。仕立て直しも可能
    価格:17万8500円~/商品HP:www.larkowl.com/問:075-211-8321

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