ある意味ネット検索よりスマート!?

ネット検索依存と差をつける 図書館活用術

2007.04.01 SUN



撮影/コバヤシテルヒサ
図書館は学生の自習室程度。調べものならネットにかなわないし、社会人になったら…外回りの営業マンがサボり場に使うくらいでしょ? なんてあなどっちゃいませんか。ええ、ぼくもそうです。

そもそもこのご時世に、図書館へ行くメリットなんてあるんでしょうか?

「もちろんありますよ。広尾にある都立中央図書館の『ビジネス情報コーナー』などが代表的なんですが、いま貸出だけではなく、調査するための図書館というのが増えていまして、驚くほど充実した内容のデータベースを無料で提供しているんです。『日経テレコン21』など本来なら有料のサービスもタダで閲覧できたりもしますよ」とお話しいただいたのはビジネス支援図書館推進協議会の竹内利明さん。

「特にネットと違うのは、図書館には司書がいて、相談にのってくれるという点ですね。仕事で必要とする資料まで探し出してきてくれますよ。最近では、登録すればメールでも相談を受け付ける図書館もあります」

かつては「文化・教養の拠点」とされていた図書館も、時代の流れとともに、ビジネスをバックアップする機能を備えつつあるのだという。

「都立中央図書館や新宿区立中央図書館、三鷹市立図書館などでは、予約制で中小企業診断士が個別相談に応じてくれる」ほか、起業者に向けた支援セミナー、医療や健康に関する文献を収集して提供する図書館もあるのだとか。

R22新社会人にも図書館は有効ですか?

「仕事関係の分野の背表紙を眺めるだけでも、ビジネスの意外なヒントになったりしますよね。また図書館には、ネットにも書店にも出版社にも蓄積されていないような、地域の史料なども所蔵されていますから、意外なものが見つかることもありますよ」

なるほど。ネットで検索しているだけでは、同期社員と差別化できない昨今。図書館をタダで有効活用して、先輩社員を驚かせてみては?
(熊山 准)


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト