ゲップ多発はカラダへの警鐘!?

過度のストレスが引き起こす かみしめ呑気症候群って?

2006.04.01 SAT



イラスト:田辺貴久
「社会人デビューだ! モリモリ合コンするぞぉ~」なんて、期待に胸躍らせている新社会人のR22諸氏。ワクワクするのはわかるけど、緊張しすぎは要注意! 不眠や吐き気などの症状はおろか、最近は、かみしめ呑気症候群なる何やらスゴい名前の症状も。一体どんな症状のことを言うの?

「かみしめ呑気症候群とは、過緊張により無意識に歯を食いしばることで起こる様々な諸症状。強くかみしめ続けると、アゴや側頭部の緊張から頭痛や肩こりなどが生じるだけでなく、口腔内の空気を飲み込んでしまうため胃や大腸が膨らんでしまうのです。通常、食事やつばとともに飲み込まれた空気はゲップとして排出されるのですが、この症状では、食事をしなくても空気を飲み込んでしまうんですよ」(東京医科歯科大学・小野 繁教授)

同氏いわく、この症状の人はつばと一緒に3~5ccの空気を飲み込んでしまうとのこと。多い人は午前中だけで20回この動作を繰り返し、そのまま昼食を食べると胃袋には200ccもの空気が溜まる計算に!!

…ん? でも、それってゲップが出るだけなら、そんなに問題ないのでは?

「空気が溜まった胃や腸は、体の中で風船のように膨らみます。すると、心臓を横倒しに圧迫し動悸などの原因にもなることがあるんですよ。また、膨らんだ胃でご飯を食べると、胃が上下に引っ張られることになり、胃下垂の原因にもなるんです」(同)

この症状を緩和することで、胃下垂が治りポッコリ下腹部がへこむ人もいるとか。どうしたら予防できるんでしょ?

「遠慮せずゲップを出す…だけでは解決には繋がりません。マウスピースでかみしめを防ぐ、薬によりストレスと上手に付き合うなどの方法がありますが、何よりリラックスして仕事に取り組むことですね」(同)

う~ん、なかなか難しいお言葉! 社会に出ればストレスを感じて当然。こうなれば、肩の力を抜いて、気の合う仲間と飲みニケーションが良薬かもね。
(荻野尚樹)


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