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切っても切れない、カメラとデザインの関係を探る

2010.02.12 FRI


個性豊かなカメラが勢揃い(左上から下に)「コダック・バンタム・スペシャル」1936年イーストマン・コダック「ミノルタ クレージュ ac101」1983年ミノルタカメラ(現コニカミノルタ)「キヤノン T90」1985年キヤノン「アンスコ・フレックス」1950年アンスコ「コンタックス RTS」1975年ヤシカ(現京セラ)「フジカミニ」1964年富士写真フイルム(現富士フイルム)「オリンパス O-product」1988年オリンパス光学工業(現オリンパス)「ニコン F」1959年日本光学工業(現ニコン)
カメラには、一瞬の風景や行動を切り取るという目的がある。しかし「撮れればいい」というだけでカメラを購入する人は少ないのでは? やはり、手にした時に嬉しいもの、持っていて楽しいものを選びたい。そうした所有欲を満たすため、カメラはいつの時代も洗練されたデザインを求められてきたのだ。

日本カメラ博物館では、この「カメラとデザイン」をテーマに取り上げ、黎明期から現代に至る個性的なルックスのカメラを集めた特別展を開催する。写真フィルムが普及し、カメラの大衆化が進んだ19世紀末から20世紀の初頭というのは、欧米でデザインに対する新しい価値観が生まれた時代でもあった。この頃に流行した、自然美を流動的な曲線で表現した『アール・ヌーボー』や、幾何学的で無駄を省いた『アール・デコ』も、いち早くカメラのデザインに採用されたというから、カメラは時代の流れまでも映しだす鏡なのかも。

こうしたアンティークカメラをはじめ、国内外の著名なデザイナーによるカメラや、ファッションブランドとのコラボレーションモデル、グッドデザイン賞を受賞した機種など、150点あまりを展示。数十年も前のデザインなのに今でも新鮮に感じるカメラなど興味深いものばかり。カメラマニアでなくとも、思わず「欲しい!」と手が出てしまいそうになるはず。
(松本優子/クレッシェント)

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