あこがれの社会人への第一歩

アフターファイブに初潜入 有楽町ガード下へゴー!

2008.03.03 MON



写真提供/辻本有紀
社会人になったからには、やっぱり、仕事終わりのイッパイに憧れます。帰りがけに見かけるガード下の居酒屋の明かり。行ってみたいが、なんだか新入りでは、気軽には入りづらい。でも、気になる…!

中でも、有楽町のガード下は、昔から続く老舗の居酒屋が多い注目スポット。『有楽町今と昔』(東京交通会館)によると、昭和初期ころ、新聞の街として栄え、記者たちが酒を飲んで楽しみ、情報収集をしたという。それが有楽町のサラリーマンが集う、憩いの場としての原点だ。いつの時代も、人はガード下に惹かれるものなのか…。その魅力を探るべく、体験してきました! 

まずはJR有楽町駅日比谷口から新橋方面へ、歩いてすぐの「まんぷく食堂」を訪れる。入って驚くのは、約2メートルという天井の低さ。しかも、トンネルなので、端へ行くほど低くなる。メニューは和洋豊富な種類が揃い、ガッツリ食べつつ、お酒を飲みたい人にぴったり。初心者向け。

次は、同じくJR新橋方面のガード下にある「登運とん」へ。昭和28年に創業された居酒屋で、当時の趣をそのまま残している。焼き鳥の白い煙を辺りに漂わせ、店内は仕事終わりのサラリーマンを中心に混み合っている。

「いつ頃からか、会社勤めの男性が女性を連れてくるようになり、客層もずいぶん変わりましたね」

そう語るのは登運とんの店主。確かに女性客も何人かいて、新入りでも心強い。店内に並べられた長机と丸イスが、どこか懐かしい。隣の席との境目は特別になく、その場にいる人なら誰でも仲良くなれそうだ。塩加減が絶妙な焼き鳥を食べ、ジョッキで酎ハイをドン、と出されると、「飲むぞ!」という気分がグッと高まる。

今回訪れた2店は、まったく違うタイプだが、どちらも「さぁ、明日も仕事頑張っちゃおうかな!」なんて、思わせてくれる。これぞ、社会人の正しいリセット法かもしれない。
(上浦未来/DECO)


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