色・濁り・回数・ニオイがバロメーター

毎日チェックで日々快適おしっこ de 健康診断法

2010.03.18 THU



イラスト:小野寺奈緒
トイレに行くたびに目にする自分のおしっこ。色が濃かったり、薄かったりと、毎回けっこう色が違うような気が…。これって、何か病気が関係していたりするのかしら。明理会大和病院院長の清水弘文先生に、この尿の変化の仕組みについてお話を聞きました。

「尿の色の濃さはいろいろな要因で変わるんですよ。まず、朝一番の尿は濃くなりますね。これはホルモンの関係で、夜の間はあまり尿が作られず、その結果、尿が濃縮されるからなんです。また、夏は多量の汗で体の水分が出ていくので、生成される尿の量が減り、色が濃くなります。あと、疲れている時や熱がある時も、体がたくさんの水分を必要とするので、夏と同じように尿の量が少なくなり、色が濃くなりますね」

夕方のおしっこが濃い時があるのは、体が疲れちゃってる証拠だったのね。とはいえ、基本的には、透明度の高い黄色であれば健康な尿なので、色の濃さはそんなに気にしなくていいんだって。

「ただ、尿がいつもと違って、明らかに変な色をしている時は注意が必要ですね。濁った尿は異常のサイン。尿路にばい菌が入ったり、膀胱炎や腎盂腎炎などの病気になると、尿が白く濁ります。もちろん尿に血が混じって赤やピンク色になる“血尿”も危険信号です。“結石”をはじめ、腎臓や膀胱、前立腺のガンなど重大な病気の可能性も考えられます」

そんな赤やピンク色のおしっこを見たらヘコんでしまいそう…。ちなみに尿のニオイからも病気が分かることがあるとか。

「糖尿病になると、甘酸っぱい果物のようなニオイの尿が出るようになります。また、強いアンモニア臭のする尿が出る時は膀胱炎の疑いがありますね。早期発見のためにも、おしっこの色とニオイはいつもチェックするようにした方がいいですね」

おしっこは自分では気付かない疲れや様々な病気を教えてくれてるんだ。これからはトイレでじっくり自分のおしっこと向き合わなきゃ!
(オカモト犬助/short cut)


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