葬儀準備、訃報、火葬場、死亡届etc.

もしもの時、どう振る舞う? 知っておきたい「喪主」の役割

2010.03.18 THU



写真提供/時事通信社
先日、参列した葬儀の喪主が、自分と同い年と聞いてびっくり。でも、考えてみれば親もいい年だし、いつ何が起きてもおかしくないんですよね。今のうちから心構えだけはしておきたいけど…、そもそも喪主って何をするの? 「喪主は、故人に代わって葬儀を主催し、お世話になった方への感謝やお別れを述べる人です」とは、『葬儀弔事の作法』の著者・岩下宣子さん。“喪主=故人代理”ってことか。で、具体的に何をすれば…?

「まずは、お寺や教会など信仰している宗教関係者と葬儀屋さんに連絡し、通夜と告別式を行いたい、という旨を伝えます。そして、親戚、町内会、故人の友人や会社関係者などにも連絡。受付や式場までの道案内などの手伝いをお願いする人には、それも同時に伝えましょう。その他、死亡届の提出、火葬場の手配、遺影の写真選びなど、様々なことがありますね」  

す、すごく大変そう…。これを1人で!?

「実際、細かな段取りは葬儀屋さんが仕切るので心配いりませんよ。それよりも、棺の近くに座り弔問を受けることが喪主としての大きな務め。そのため喪主が祭壇を離れて僧侶や弔問客を玄関先まで出迎えに行ったり見送る行為はしないのが決まりです」

そうなんですね~。あと、喪主ってあいさつをしなければいけないんですよね?

「通夜、葬儀・告別式後の出棺時、精進落としの席など、あいさつのタイミングは何度かあります。故人のエピソードを交えつつ、生前お世話になった感謝を伝えるといいですね」

ちなみに、葬儀を手伝ってくれた方には、帰り際に心づけを渡すのが一般的。また、翌日には近所の人や会社の方、親戚宅などへ参列のお礼を兼ねてあいさつ回りに行くのが常識なのだそう。

送る側も送られる側も悔いのない最期にするには「どんな葬儀にしたいか」「誰に連絡を入れてほしいか」という話題を避けずに話し合っておくこと。それが真の思いやりなのかもね。
(榛村季溶子/short cut)


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