眠れる夜を確保する12の方法

第7回 「眠りをデザインするホテル」に学べ!

2010.04.19 MON

眠れる夜を確保する12の方法


実際の面積以上に広々と感じさせてくれるゲストルーム。部屋ごとにアートワークも異なり、リピーターにも喜ばれているという

ぐっすり眠れる部屋の条件は!?



安眠を得るためには、心身のコンディションもさることながら、物理的な寝室環境だって重要なはず。忙しいからといって、散らかったままの部屋ではリラックスできるはずがない。

そこで、「眠りをデザインする」というコンセプトで話題のホテル『レム(remm)』にお邪魔して、快眠演出のテクニックを教わった。

今回案内してもらったシングルルームは、一律14平方メートル。決して広くはないが、限られたスペースの中で様々な工夫が凝らされている。

「シングルルームのベッドはすべてダブルサイズ(140cm)。頭・腰・足それぞれの箇所でスプリングの硬さを調整し、体圧が理想的に分散するよう開発したレムオリジナルベッド『シルキーレム』です。枕もやはりオリジナルの『快眠機能枕』と、テンピュール社製の『シンフォニーピロー』を標準装備。希望に応じて、そばがらや硬綿素材を使用した枕も貸し出しています」(阪急阪神ホテルズ・森本純一さん)
それでも眠れない宿泊客のために、こんなシート(room of remm)も用意されている。無数に印刷された羊のアイコンを、ひとつずつ数えながらチェックマークを入れていき…と、意外な遊び心に和まされること請け合い!?
一人でダブルベッドを独占できるのはなんとも贅沢! ゆったり感はそのまま開放感につながる。『レム』では室内を少しでも広く見せるために、洗面・浴室スペースへの仕切りが見通しの良いガラス張りになっているのも特徴だ。さらに――。

「水まわりのスペースを節約するためにバスタブは置かず、代わりに癒やし効果の高いドイツ製『レインシャワー』を採用しています。天井から雨のように降り注ぐ水流が、肌を心地よく刺激してくれます。さらにブース内にはスツールを常備しているので、腰を下ろして長時間ゆっくりと温まることができますよ」

そして風呂上がりには、全室に備えられたマッサージチェアで、1日の肉体疲労を解消。遮音性に配慮した防音壁の効果と相まって、静かで穏やかな夜を過ごすことができる。

壁紙やマッサージチェアを圧迫感のないホワイトで統一しているのも、部屋を広く見せる工夫のひとつ。デスクチェアも背もたれのないすっきりしたデザインを選ぶなど、その演出は徹底している。空気清浄機や冷蔵庫もそつなく家具の中に収められ、多機能なのにゴチャゴチャしない部屋作りは、ぜひ自室のレイアウトの参考にしたい。

また、室内では裸足でくつろぎたいという人のために、ベッドサイドは踏み心地の良いカーペットを敷く設計に。「ホテルに宿泊する際、出張族がどのような過ごし方をするのか徹底的に検証し、自宅のように落ち着ける部屋作りを心掛けました」というのも納得の快適空間だ。 眠りにまつわる悩みや疑問がありましたら、右下の投稿ボタンから投稿ください。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト