古代ローマ時代から続く男のテーマ

「金冷法」「ノーパン睡眠」… 精力はホントに鍛えられるの?

2010.05.06 THU



イラスト:沼田 健
唐突だが、鍛えることでアレが強くなったり、精子を増やすことは可能なのか。いや、笑いごとではない。20~30代でED(勃起不全)になる人が増えたりと、若い世代にとっても精力の増強は切実なテーマ。実際、古代ローマに起源を発するといわれる有名な「金冷法」や、「ノーパン睡眠」など、日夜アレを鍛えている人たちもけっこういるというのだ。

「精子を作る細胞は熱に弱い。その意味では金冷法もそれなりの効果があるかもしれない」。こう話すのは、男性不妊を専門とする恵比寿つじクリニックの辻 祐治院長。

一般的に金冷法とは、睾丸に冷たい水とお湯を交互にかけ、精力をアップさせようというもの。精巣の働きがもっとも活発になるのは31~33℃。陰のうが体から離れてぶら下がっているのは体温を伝わりにくくするためで、温まったものを冷やす意味で金冷法にもいちおうの効果があるらしいのだ。

「ただし、実践するなら冷やすだけにすべきです。温めて冷やすのは代謝をよくしようという発想だろうけど、精子にとって温めるのはやはりよくない。温めないということではノーパン睡眠もよさそうですね」(同)

とはいえ、精子を冷やすだけで精力がアップするほど世間は甘くない。じつは「精子の生産能力」と「精力」とでは意味がまったく違う。精力とは、いわば性的能力。かりに金冷法を実践したとしても、それが精力アップにつながるとはかぎらないのである。

「精巣の役割には、精子を作ることと男性ホルモンを作ることのふたつがある。精力は男性ホルモンの影響が大きいので、それはまた別の話ということになります」(同)

じゃあどうすればいいのか。その答えのひとつは「脳」にある。脳からは男性ホルモンとは別に精巣全体をコントロールするホルモンが出ている。セックスは脳でするものなので、エロDVDをみたりエロいことを考えていれば、そのぶん脳が刺激され、男性ホルモンが活発になるかもしれないのだ。

精巣を冷やし、エロいことを考える。これで性的強者になれる…のか!?
(村木哲郎)


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