眠れる夜を確保する12の方法

第10回 正しいお昼寝の作法とは?

2010.05.17 MON

眠れる夜を確保する12の方法


小さな物音にも跳ね起きる動物は、常に浅い睡眠を強いられている。日中、彼らが暇さえあれば昼寝しているのは、そうした睡眠不足を解消するための野生の知恵だった!?

効果的な昼寝でパフォーマンスアップ!



睡眠時間が足りていないのか、それとも睡眠の質が良くないのか、慢性的な眠気に悩まされている人は少なくないだろう。かくいう筆者も浅い眠りに悩まされる身で、目覚めの第一声が「あぁ、疲れた」だったりする日もけっこう多い…。

仕事に遅れないよう、覚醒しきらない体にムチを打ってなんとか寝床を這い出す日々だが、これでは100%のパフォーマンスを発揮できているのかあやしいもの。そこで、睡眠改善インストラクターの竹内由美さんに相談してみた。

「眠りが浅くなる原因のひとつは、体内時計のくるいにあります。人の体内時計は、毎朝、太陽の光を浴びた時点でリセットされるようにできているので、たとえ就寝時刻がばらばらであっても、朝の起床は一定の時刻を守るのが理想です。逆に、週末だからと昼過ぎまで寝てしまうのはよくないですね。寝溜めはせっかく平日に整えた体内時計をくるわせてしまいます」(竹内さん)

残業や接待でどんなに帰りが遅くなろうとも、朝はとにかくいつもと同じ時刻に起きること。欲をいえば、平日のうちせめて1日だけでも早く帰る日を設けるなどの努力をしたい。脳や体をしっかり休め、機能を整えるには、体内時計を乱さないことが大切なのだ。 「どうしても睡眠が不足していると感じる時、昼寝でフォローするのは有効です。お昼休みなどを利用して、デスクで15分ほどうとうとしてみてはいかがでしょう? ただし、30分以上寝てしまうと眠りが深くなり、脳や体の機能が目覚めるのに時間がかかってしまうことがあります。また、午後3時以降に眠ると、夜の睡眠に影響するともいわれます。つまりベストな昼寝の作法は、“14時までに15分”ということになりますね」

ただし大前提として、あまりに症状が深刻な場合は専門の医師に相談すること、と念を押す竹内さん。

「6時間程度眠っていても日中の眠気が強い場合は、睡眠時無呼吸症候群(睡眠中、気道が狭くなったり、舌が気道をふさいで呼吸できなくなる病気)などの疑いもありますから」

単なる寝不足なら、まずは生活を見直すことが第一。眠っているはずなのに眠気が抜けないという人は病院へ! 眠りにまつわる悩みや疑問がありましたら、右下の投稿ボタンから投稿ください。

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