医者の問診にはどう答えればいい?

ガンガン、ズキズキ、シクシク… 正しい“痛み”の伝え方とは

2010.05.20 THU



写真提供/アフロ
夜中、お腹に強烈な痛みが…。お医者さんにいくと「どのように痛みますか」と質問された。でも、こんなときどう伝えればいいの? 例えばお腹なら「シクシク」なのか「キリキリ」なのか。もし、しっかりと痛みの性質を伝えられないと、診断に影響がありそうで不安だ。痛みを表す擬態語の使い方に、うまい表現や決まりはあるのだろうか?

千葉大学附属病院総合診療部の舩越拓医師に聞いてみたところ「患者さんが発する痛みの表現だけで判断をすることはありませんが、症状や病気の場所を特定する手助けになります。通じる通じないなどは気にせずに、感じたまま痛みの表現を伝えてください」とのこと。患者さんが伝える痛みの表現は、直感的だがそれなりに的確なのだとか。ちなみに、実際に診療をしていると、どういった痛みの表現が目立ちますか?

「最も多い表現は“ズキズキ”。これはいろいろな部位に使われますが、脈打つような拍動性の痛みに使われます。ズキズキ以外は、部位によって多く使われる表現があるんですよ。例えば“チクチク”や“ピリピリ”のような表現は、針で刺されたような痛みで、皮膚疾患や神経痛の可能性を疑います。“ガンガン”は頭部によく使われます。“シクシク”は鈍痛で“キリキリ”は一点に集中するような痛み。どちらもお腹に使われるケースが目立ちますね。胸が締め付けられるときには“キュー”という表現が使われることが多いと思います」

患者さんから出る痛みの表現はある程度絞られているとのことだが、分かりづらい表現はないのだろうか?

「確かに、方言などで判断が難しいこともあるし、痛みの度合いは個人差がありますからね。ですから、その表現をヒントにいろいろと問診(質問)を行って、検査したうえで病名を判断するので大丈夫ですよ」

どうやら、痛みをどう表現するかで悩むよりも、痛みの場所や時期、性質、痛みだしたきっかけ、症状などを正しく伝えることが重要のようだ。
(コージー林田)


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