7月17日に新型スカイライナー登場

成田空港へのアクセスを改めておさらい!

2010.07.20 TUE


車両デザインを手掛けたのはデザイナーの山本寛斎氏。シートピッチ、座面幅も従来のスカイライナーと比べて大きく拡大され、ゆったりと利用できる
海外出張!というと、なんだかデキるビジネスマンっぽくて憧れるけど、成田空港って意外に遠く、着いた頃にはすっかりへとへとなんてことも。そこで注目したいのが、7月17日に開業したばかりの『成田スカイアクセス』で運行される京成電鉄の『新型スカイライナー』だ。

「『新型スカイライナー』の最高時速は在来線では国内最高速となる時速160km。北総線等を経由する新路線『成田スカイアクセス』を使うことで、日暮里~空港第2ビル間の所要時間を従来の51分から15分短縮、最速36分を実現しました。料金は運賃と特急料金で2400円です」とは、京成電鉄広報部。う~ん、なるほど。電車で36分って、普段の通勤時間よりも短いかも……。

ちなみに、この新型スカイライナーの登場により、他の交通機関でも運行スケジュール改正や値下げなど、競争が激化するとの見方も。現状では、JR東日本の特急成田エクスプレスの所要時間は、東京駅から約60分(2940円)。空港リムジンバスなら、東京駅から約1時間40~1時間50分(3000円)。やや時間やコストはかかるものの、大宮、新宿、池袋、横浜など出発駅が多く使いやすいのが、メリットだろう。

もちろん成田へのアクセスはバスや電車だけではない。

「刻々と上がるメーターが不安、という方も多いかもしれませんが、実は『成田国際空港タクシー運営委員会』所属のタクシーなら、成田空港への運賃は定額。例えば千代田区・中央区・台東区などからなら、運賃は一律1万9000円(京葉道路利用の場合)となっています。所要時間は、東京駅から最短で50分。近年はリアルタイムの交通情報を受信して運行するため、大幅に遅れることもほぼないんですよ」とは成田国際空港タクシー運営委員会担当者。タクシーならドアtoドアでアクセスできるし、荷物が多いときにも重宝するという。

さらに奥の手として、ヘリコプターという選択肢もある。

「赤坂のアークヒルズから成田のヘリポートまでヘリコプターで飛び、そこから空港ビルまでハイヤーを使う『成田エアラインコネクションサービス』は、成田空港への最速のアクセス手段です。料金は片道1名4万5000円(往復予約の場合、片道3万7500円)で、所要時間は計30分。速さはもちろん、空から東京を眺めながら移動する爽快な気分を味わって頂けます」とは同サービスを運営する森ビルシティエアサービス広報担当。空路ならではの速さはもちろん、ヘリコプターで都心から飛び立つなんて、映画みたいでかっこいい!

ちなみに各交通機関をすべて東京駅起点に換算して、時間と料金を単純比較してみると以下の通り。

新型スカイライナー(東京~日暮里を京浜東北線で移動した場合。乗り換え時間は含まず)→47分、2550円
成田エクスプレス→約60分、2940円
リムジンバス→約100~110分、3000円
タクシー→約50分、1万9000円(定員4名)
ヘリコプター&ハイヤー→(東京~赤坂を東京メトロで移動した場合。乗り換え時間、徒歩移動時間は含まず)約39分、4万5160円

なにはともあれ、成田空港が「世界一不便な国際空港」なんていわれていたのは、昔の話。状況に応じて賢く交通手段を使い分ければ、出張にも旅行にもより快適に出かけられるはず。
(鴫原夏来/サグレス)

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