アソコの不調は健康バロメーター!?

性欲・精力の源?ハゲの原因? 「男性ホルモン」の正体とは

2010.08.05 THU



イラスト:藤田としお、監修/堀江重郎先生
男友達(20代後半)が飲み会で「最近、ムラッとこないんだよねぇ」と悩ましげに言い出した。すると周囲も次々と「実は俺も勃ちが悪くて…」「俺もすぐスタミナ切れに…」と同意! 一方で、50~60代になってもまだまだお盛んなオジサマたちもいますよね。性欲、精力を左右するはずの男性ホルモンって、年齢とともに下がるんじゃないの?

「そうですね。ただ、もともとの量はもちろん、男性ホルモン、つまりテストステロンが分泌する量の減少には個人差があります。また、一般的にテストステロンの量が少なくなれば性欲も低下しますが、原因はそれだけではない。性欲には、積極性や征服欲といった心理的な動機も大きく影響しますからね。ほかにも、男性器の血管に障害があれば、海綿体に血液が集まりにくくなって勃起は不完全になります」(帝京大学医学部附属病院泌尿器科・堀江重郎先生)

フーム。そもそもテストステロンって、どんな働きをするんですか?

「まず、第二次性徴期に男性の体を変化させる働きがあります。その後は、勃起を促すなど生殖に関する作用のほか、筋肉を作ったり、血管を健康にしたりします」

さらに、こうした肉体面への影響だけでなく、心理面、特に社会とのかかわり方にも影響するという研究結果もあるとか。

「具体的には、冒険心、縄張り意識、競争心の3つ。外に出て自分の縄張りを広げ、競争に勝つといった、いわゆる“男らしさ”も、テストステロンの働きによるものだと考えられています」

ちなみに、俗説でテストステロンが多い人は「ハゲる」「毛深い」などといわれるのは間違いで、実際には「よく眠る」「薬指が長い」「尿が濃い」などの特徴があるそう。逆に、テストステロンが減少すると、男性はうつや生活習慣病にもなりやすいとか…。

堀江先生いわく、男性器の不調は自分の不調をかぎ取る前兆。男性にとってアソコは、いろいろな意味で重要な意味を担っているわけですねぇ。
(有馬ゆえ/ノオト)


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