泥棒も最新ITツールを活用?

「つぶやき」「GPS」にご注意! ダダモレ時代の空き巣対策

2010.09.02 THU



イラスト:川合景二
30年以上も泥棒を続けていた男が逮捕され、犯行の手口を赤裸々に告白した、というニュースが話題に! その内容は「“仕事”は作業着で行うと建物に登っても不審に見えない」「部屋の灯りやインターホンで不在を確認」「侵入後の“仕事”は5分あれば十分」など周到な手口ばかり。そこで、防犯アナリストの梅本正行さんに空き巣対策について聞きました。

「作業着の人だけでなく、不審に思ったら顔を見て挨拶。それだけで抑止効果がありますね。また、空き巣は5分以上の滞在を嫌うので、貴重品は目線より高くて踏み台が必要な場所か、洗濯機などの大きな物の下にしまっておくこと。あと、夜になっても部屋が真っ暗、洗濯物が干しっぱなしなどは、留守を悟られるので危険ですよ」

帰りが遅くなる日は部屋干しにしよ…。

「また、最近はツイッターなどで留守がわかる場合もありますね」とは『パソコン・ケータイ安全の鉄則』(朝日新書)の著者・須藤慎一さん。“電車なう=家は留守”ってことか…。でも、住所は特定できませんよね!?

「Foursquareのように、GPSと連動して自分の居場所を地図上に記すツールの場合、行動範囲を見ていれば自宅の場所はほぼ絞れます。それ以外にも、画像に撮影場所の緯度や経度を自動的に記録する携帯電話やデジカメも増えています。それに気づかずに家の前で撮った写真をネット上にアップすれば自宅の位置がバレてしまいます」

そんなぁ…。じゃあ、一体どうすれば?

「まずは狙われないこと。時計やブランド品など、金目の物の写真や情報を載せるのはNG。また『明日から出張』などと事前に行動を書くのも控えましょう。あと、ブログとツイッターなど複数のツールが絡むとより多くの情報が漏れるので、『ブログはこちら』とリンクを貼るときは慎重に。IDとパスワードはツールごとに変えると安心ですね」(須藤さん)

リアルでもネットでも、リスクを事前に想定して行動できるのが“真のオトナ”なのかもね。
(榛村季溶子/short cut)


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト