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50年変わらぬあのタバコをデザインした、あの人の仕事を紹介

2010.10.15 FRI


1961年から3年間雑誌に掲載された、タバコ「ピース」のシリーズ広告をもとに、今回カラーで描き下ろした作品。『ご挨拶のシルシ 本格派のピース(2010年 和田誠)』
2010年はタバコのハイライトが発売されて50周年にあたる。喫煙者でなくとも見覚えのある、発売以来変わらないパッケージをデザインしたのは、今ではグラフィックデザイナー、イラストレーター、映画監督、著述家、装丁家など幅広く活躍する和田誠氏。デザイン会社に入社して間もない和田氏が、翌年新発売されるタバコのパッケージデザインコンペに応募したところ見事に採用。さらにその翌年からは雑誌広告や車内吊りポスターも手がけるように。

そのつながりから、11月7日までたばこと塩の博物館で特別展『和田誠の仕事』が開催されている。当時のモノクロ広告をもとにカラーで描いた作品や映画に登場した喫煙シーンなど、今回の展覧会にあわせて描き下ろした37点の新作を展示。

そのほか、半世紀にわたる和田氏の多様な仕事のなかから、「ポスター」「マーク・ロゴ」「LPジャケット」「映画」「絵本」「装丁」の作品170点あまりを紹介。色指定されたポスターの原画など仕事の裏側を垣間見られる資料もあり、見ごたえ抜群だ。

よくできたデザインというのは、時代を経ても古く感じないもの。それにしても50年も前に、しかも新人のころに作ったものが今も変わらず使われているというのは、なによりも和田氏の非凡さゆえだろう。その仕事ぶりをぜひ間近で感じてみてほしい。
(松本優子/クレッシェント)

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