話題のニューストピックを追跡!

7倍説も かなりキツい来春の花粉予想に、今できる対策は「お茶」と「乳酸菌」

2010.10.12 TUE

猛暑の2010年夏もようやく終わったが、花粉症の人にとってはイヤなニュースが飛び込んできた。5日に株式会社ウェザーニューズが発表したところによると、来年春のスギ花粉は「記録的猛暑の影響で、近畿では今年の10倍、関東では7~8倍の大量飛散の可能性」だという。

同社によると、スギ花粉の雄花生産量は、前年の夏の天候(日照時間、最高気温、降水量)との相関が強い。光合成によって生産量が決まると考えられるためだ。なかでも日照時間と関係が深いとみられており、記録的な猛暑となった今年は日照時間も長かったため、雄花の生産量は多くなり、2011年の花粉飛散量も多くなると予想されるとのこと。また、多く飛散した翌年は飛散数が少なくなったり、少ない年の翌年は多くなったりと、花粉の飛散量は交互に増減する傾向があるという。2010年のシーズンはスギ花粉の飛散が全国的に少なかったため、2011年のシーズンは統計的に多い年にあたると想定されるようだ。

来春は花粉症の人にとってキツい季節になりそうだが、そんな来年の花粉症対策として、今からできることはないのか?

奈良県・大和高田市立病院の小児科全般、免疫・アレルギー疾患を専門とする清益功浩先生によると、対策には乳酸菌が多少効果があるそうで、「カルピス社が発見した、ラクトバチルス・アシドフィルスL-92株(L-92乳酸菌)はアレルギーを軽減させるとの研究結果が出ている」とのこと。また、手軽にできることとして、お茶や煎茶を飲むこともおススメ。特に花粉症対策には、メチル化カテキンを多く含んだ「べにふうき緑茶」がいいと話してくれた。大事なのは、どちらも「毎日続けて飲むこと」。継続しないと意味がないということのようである。

そのほか、「花粉が飛び始める1週間から1カ月前の予防として、医療機関でアレルギーを抑える薬を処方してもらって、飛び始める前から飲めば症状を抑えられる」という。

薬局で買うことができる薬もあるが、注意としては【1】飲むと眠くなる薬もある【2】点鼻薬は薬局で買えるものだと血管収縮剤が入っているものが多く、使いすぎると効果がなくなる、の2点がある。薬の使用上の注意に「連用しないように」と書いてあるものは、血管収縮剤が入っているものが多く、症状が重度の場合のみ使用するほうがよいとのこと。

花粉症に戦々恐々とする人は、来年にそなえ、同乳酸菌配合飲料やサプリメント、そして緑茶を毎日摂取する「習慣づけ」をしておくとよさそうだ。

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト