解決! ネットトラブル対策室

第10回 ネットのエロ利用はどこまでOK?

2010.11.01 MON

解決! ネットトラブル対策室


ネット上で無修正のエロ画像やエロ動画を見ること自体は何の罪にも問われませんが、不特定多数に公表した時点で犯罪となります

ネット上の“エロス”、どこまで許されるの?



パソコンやインターネットが急速に普及した要因のひとつに、しばしば「エロ」があげられます。男性読者のみなさんなら、一度くらいはお世話になったことがあるのでは? かくいうぼくも、パソコンを買って真っ先にしたことといえばエロサイト巡りだったりします。で、無料であれ有料であれ、ネット上ではちょっと検索すれば無修正の画像や動画がいくらでも見られてしまうわけですが、こういうのって法律上は問題ないんでしょうか?

弁護士ドットコムのコンテンツクリエイター・山本尚宏さんによれば「無修正のアダルトコンテンツは刑法上のわいせつ物にあたりますが、それらを『購入』『鑑賞』『鑑賞の目的で所持』するだけなら犯罪にはなりません」とのこと。ほほう、わいせつな画像や動画をダウンロードするにせよ、裏DVDをネット通販で買うにしろ、個人で楽しむ分にはOKなんですね。

しかし、それらを「頒布」「販売」「公然と陳列」「販売の目的で所持」した場合は、「2年以下の懲役または250万円以下の罰金」だそうです(刑法175条)。つまり、ネットでダウンロードした無修正の画像を掲示版やブログに掲載したり、裏DVDを他人にあげたり売ったりしたら犯罪が成立する可能性があるというわけです。 当然、上記の刑法175条に照らせば、無修正のアダルトコンテンツを提供するサイト側は違法ということになります。もっとも、海外のサーバであれば日本の法律は及びませんから、事実上は野放し状態ですが…。いずれにせよ、ネット上で裏モノを見たり買ったりする行為は、法律上はおとがめナシとはいえ、危ないモノに手を出しているという自覚は持つべきです。

たとえば、日ごろ利用している(あくまでも仮定の話ですよ)国内の裏DVD通販サイトが摘発された場合、顧客リストを見た警察が利用者に対して事実確認を求めることもあり得るそうです。まあ、ただの確認ですから罰せられはしないものの、かなり気まずいものがありますし、ヘタをすれば家族や知人にバレることも。それとは別に、悪質なサイトであれば顧客の個人情報を業者に売っているかもしれませんから、用心するに越したことはありません。 ネットのトラブルについて、知りたいこと、気になることがありましたら、右下の投稿ボタンから投稿して下さい。

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