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次世代デジタル時計のスタンダードは電子ペーパー搭載!?

2010.12.21 TUE


デザインは過去のセイコー製デジタルウォッチのイメージを継承しつつ、平面と曲線を組み合わせたシンプルなもの。カラーはシルバー、ゴールド、ブラックの3色ある。時刻表示はシンプルなデジタル方式の他に、トランプ柄や地球が表示されるワールドタイムモードなどに変更できる。(問い合わせ先:セイコーウオッチ お客様相談室 0120-061-012)
最近の腕時計といえば、太陽電池を搭載した電波時計というのがド定番。時刻合わせや電池交換などを気にしなくても、正確に時を刻み続けてくれるラクチンさは、忙しいR25世代にはありがたいもの。

でも、携帯電話全盛のこのご時世に、せっかく腕時計をするのだから、単に便利やラクチンというだけじゃ味気ない。ほかとは違うこだわりを持ちたい人にオススメなのが、表示部分に電子ペーパーを使ったセイコーの「ブライツ アクティブマトリクスEPD」だ。

通常は液晶が使われる表示部に、AmazonのKindleやソニーのReaderなどの電子書籍端末と同種の電子ペーパーを採用。どの角度からでも画面が鮮明に見え、小さな文字も滑らかなフォントで表示できるので、従来の液晶に比べてはるかに時刻が見やすい。

さらに高い表現力と機能がうまく結びついており、時刻表示の方法を複数から選択できるほか、時刻合わせ用の電波を受信した際に、対応している4カ国(日本、アメリカ、イギリス、ドイツ)のうち、どこの電波かを精緻な世界地図で表示する。今までの時計と比べると表現の自由度が格段に上がったことで、グラフィカルでわかりやすい表示が可能になったのだ。

この電子ペーパー、もともと消費電力が低いことが特徴だったが、腕時計に搭載するためには、さらに消費電力を小さくする必要があったとか。そのためにセイコーでは電子ペーパーを動作させるための専用回路を独自開発し、一般的な電子ブックリーダーと比較して約100分の1の消費電力を実現。これにより、満充電の状態なら最長で41カ月も動作し続けることが可能になった。

というわけで、太陽電池と電波時計に加えて電子ペーパーという最新デバイスを搭載したブライツ アクティブマトリクスEPDは、次世代のデジタル時計の標準形となるかもしれない。せっかく腕時計をするなら、こんな風に最先端のモノはいかが?
(青山祐輔)

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