賢者のクルマネー講座

第1回 実際のところクルマっていくらで持てるの?

2011.01.11 TUE

賢者のクルマネー講座

意外と買えちゃう? クルマ購入の相場って?



「大丈夫! 新車にこだわらなければ、自動車って皆さんが思ってる以上に安く買えるものなんですよ」

と教えてくれたのは、中古車情報誌『カ―センサー』編集長の後藤貴功さん。自動車を購入する際に必要な金額は、「車両本体価格」+「諸費用」で決まるそうなんですが、そのうちの「諸費用」は新車でも中古車でもさほど差はないんだとか。
イラスト/千野エー 極端に安いものや、明らかに年式の古いものはともかく、比較的最近の車種であれば中古車でも安心して乗ることができるという。「中古でも新車でも、大切なのは買ってからのメンテナンス。点検整備をしていなければ、新車でもトラブルは起こりますよ」(後藤さん)
「『諸費用』とは、大きく分けて『法定費用(購入時にかかる税金)』と『代行活動費用(登録代行費用や納車費用など)』の合計額です。車種や販売店によって差は出ますが、目安として、だいたい20万円と考えておけばよいでしょう」

つまり、仮に1万円の中古車だったら、合計21万円で入手できると?

「さすがに、そこまでの出物はなかなかないと思いますが…そういうことになりますね(笑)。実際のところでいえば『カーセンサー』で中古車を探している読者の半数近くが、車両本体価格50万円以内を予算の範囲としています。それくらいの予算が出せれば、車種だってかなり自由に選べるんですよ」

なるほど、クルマって思っていたよりは安く手に入るものなんですね!
イラスト/千野エー 長い目で見ると経費がかさみそうなのが維持費の方、自分の条件だと月々の支払いがどれくらいになるかを考えてクルマを購入しよう。逆に維持費をいかに抑えられるかが、快適なカーライフの秘訣ともいえるだろう。

クルマ購入時に考えておきたい『維持費』のこと



「安く手に入れることはできますが、忘れてはならないのがいわゆる『維持費』。具体的には毎月の駐車場代やガソリン代のほか、自動車保険料、自動車税、定期的に必要な車検にかかる費用がそれに該当します。中でも、都心部で特に大変なのが駐車場代。場所や設備にもよりますが、山手線の内側であれば、毎月3万円以上かかることも。また、自動車税に関しては、所有している自動車の排気量で、かかる税金の額が変わってきます。軽自動車(~660cc)なら年に7200円で済むところ、エンジンの大きな車(2000cc超~)では年に4万円以上かかってしまいます」

うーむ、確かにこれは結構な負担。軽自動車や燃費の良い車種を選ぶことで、税金やガソリン代の節約はできそうだけど、その他に維持費を節約する方法ってないんでしょうか?

「維持費で節約できる要素としては、自動車保険の選び方も重要かもしれませんね。初めて自動車を購入する人なら、購入するディーラーが薦める自動車保険に加入することが多いと思うのですが、自分で契約を行う『通販型』の自動車保険のほうが安い場合も多々あります」

ちなみに、自動車の購入時にディーラーから薦められた自動車保険への加入を断り、自分で別途自動車保険の契約を行っても、まったく問題はないとのこと。お買いもの時の勢いに流されず、冷静にチョイスすれば、後々のカーライフが楽になる、ってことなのかも。

というわけで、次回は気になる自動車の「買い時」について調査しますよ! クルマって、予想以上に安く買えるんだ!
ってことが判明してビックリ。維持費の方も、工夫をすれば安くすることができるようなので、マイカーをもつ自信がついてきましたよ!!
というわけで次回は、クルマをより安く購入するためのテクニックを伝授してもらいます!!!

取材協力・関連リンク

関連キーワード

ブレイクフォト