賢者のクルマネー講座

第3回 ディーラーで「下取り」と買取専門店での「買い取り」お得なのはどっち?

2011.01.24 MON

賢者のクルマネー講座

下取り込みの場合は「2種類の見積書」を出してもらうべし!!



「ケースバイケースなので、どちらがよりお得ということは言えませんね。ただし、どちらの場合でも知っておくと得するかも、というポイントはありますよ」

そういえば、新車を扱うディーラーさんで下取りをしてもらう場合には、下取りありとなし2パターンの見積書を作成してもらったほうがいい、という話を聞いたことがあるんですが…。

「確かに、下取りありの見積りだけでは、本当の下取り価格が明記されない場合もあるので、下取りなしの見積りを別に用意してもらったほうが交渉しやすいかもしれません。ただし、全体の値引き交渉に関しては、普通に購入する場合と基本は同じ。前回もお話ししたように決算月や年度末といった、購入するタイミングのほうが重要でしょう」

車種によっては季節で売値が変わるって本当?



なるほど。では、買取専門店で買い取ってもらう場合はどうなんでしょうか?

「売り時が重要になりますね。たとえば四駆なら、冬場が一番売れるので、それまでにショップは商品を集めようとします。つまり四駆を売るなら、冬前あたりがいちばん高く買い取ってもらえるというわけです。その他の車種でも、季節によって買い取り額が変わることが結構あるので、売り時を見極めたいなら、ネットや専門誌の情報をチェックし、相場を定点観測しておくとよいでしょう」

つまり、前回教えていただいた“買い時”と逆に考えればいいわけですね。このほか、買い替えの際におさえておきたいポイントってありますか?
イラスト/千野エー ちなみに、中古車の場合は1台ごとのコンディションが異なるため、違うショップにある同車種であいみつを取って交渉、といったことはあまり意味がない模様。
「買い替えに限らず、新車を購入する場合に大切なのは、“相見積(省略して「あいみつ」)”を取っておくこと。とはいえ、同じ車種を扱うディーラー同士は系列が同じなので、競わせてもあまり意味がありません。狙っている車種のライバルとなる、他社の同グレードの車種の見積りをあらかじめとっておき、どちらを購入しようか迷っているというふりをして相談すれば…」

ライバルに負けたくないので、通常よりも勉強してくれる、と。これはかなり、裏ワザっぽいテクニックかも。さっそく、両親に教えて、いいクルマ買ってもらおうっと! 2種類の見積りを用意してもらうとか、あいみつを取るとか、実際には結構面倒な気もするけど、それでより安くクルマが手に入るのなら、頑張ってみる価値はありそう! 次回は月々の維持費にも大きく影響する自動車保険について調査してみます!

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