あこがれのアノ値段ハウマッチ!

最終回 あこがれの宇宙旅行のお値段とは!?

2011.02.14 MON

あこがれのアノ値段ハウマッチ!


文部科学省科学技術政策研究所が発表した「未来技術予測調査」によると、100万円以下の宇宙旅行が実現するのは2041年ごろだとか。宇宙旅行が老後の楽しみになるかもしれない 写真提供/ヴァージン ギャラクティック社

4分間で1600万円!? 憧れの宇宙旅行に行きたい



子どものころは、21世紀になれば誰でも月まで宇宙旅行に行けるようになると信じていたけど…。庶民レベルではいまだに大気圏を脱出できそうな気配すらない。こればっかりは「憧れる」けどお金の力ではどうにもならないような気がする。

と思いきや、なんと宇宙旅行の予約を受け付けている会社があった。その会社とは旅行代理店の「クラブツーリズム」。世界で最初の商業的な宇宙旅行会社「ヴァージン ギャラクティック社」から、日本国内における独占販売権を取得し、販売している。

宇宙に行くのは、スペースシップ2と呼ばれる宇宙旅客機。宇宙船というと狭いイメージがあるが、ビジネスジェット並みの広いキャビンや外を眺められる窓がついている快適さがウリのひとつだ。

この宇宙旅客機で、高度110kmの宇宙空間まで飛び立ち、約4分間、無重力状態で宇宙空間と地球の姿を見ることができる予定とのこと。ちなみに、大気圏突入時には6Gの重力加速度がかかるという。健康であれば参加できるが、事前に3日間の訓練プログラムを受ける必要があるとか。 現段階では予約を受け付けている最中で、定員6名の貸し切りフライトや世界中から参加者を集めた一般飛行などを予定している。ちなみに、すでに12人の日本人が予約しており、なかには79歳の女性もいるのだとか。運行は早ければ2011年中を予定しているが、まだ決定はしていないとのこと。

さて、気になるお値段だが、ずばりひとり20万ドル。日本円にすると約1640万円。前例がないだけに高いのか安いのか判断に困るが、わずか4分間の宇宙滞在と考えると、まさに夢のお値段といったところだろうか。

さすがにこの金額は払えないので、もう少しリーズナブルなお値段の宇宙旅行はできないものかと調べてみると、旅行会社のJTBに面白いプログラムが存在した。

「弾道飛行(宇宙体験旅行)用に改造された飛行機を用いて、15~16回程度の無重力状態(ゼロG状態)を体験できるプログラムがあります」(JTB広報室)

金額を聞いたところ「約50万円のプログラム代金+旅費となります。いつどこで体験できるかは、専用の飛行機が、全米を不定期、不定地で飛び回っているので、提携会社のスケジュールにあわせるといった形になります」との答えが。これなら現実的な気がするな。
将来的には、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在し軌道飛行を楽しむ可能性もあるといわれている。実現すれば、8日間の滞在でISSから地球を眺めたり、気象観測を行ったり、宇宙飛行士との情報交換もできるかもしれないのだ。

まさに、人類の憧れ、というか夢。僕らがR60世代になるころには実現しているといいな~。 あこがれのアノ値段ハウマッチ!は今回で最終回です。ご愛読、ありがとうございました。

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