身体にまつわる都市伝説

第37回 お酒をちゃんぽんで飲むと悪酔いする?

2011.02.21 MON

身体にまつわる都市伝説


お酒は楽しい社交のツール。だからこそ、酔っ払って失態を演じるようなミスは避けたいところ。自分の許容量をちゃんと把握しておこう 写真提供/PIXTA

つい飲み過ぎてしまう雰囲気にご注意!



お酒の席を通して、相手と親密な関係を築くのもビジネスマンのたしなみ。取引先の接待はもちろん、上司や先輩と飲みに出掛けた際などは、やはりベロベロに酔っ払ってしまうような失態は避けたいところだ。

しかし、その場の雰囲気によってつい飲み過ぎてしまうのは、誰しもありがちなこと。だから、せめて悪酔いしないために、上手なお酒の飲み方を心得ておきたいものだ。たとえば、いろんな種類のお酒をごちゃ混ぜに飲む“ちゃんぽん飲み”は悪酔いしやすいと昔からよくいわれるが、これは本当なのだろうか? 池袋スカイクリニックの須田隆興先生に聞いてみた。

「これは私自身の自己体験としてもあり得るように思いますが、じつは生理学的な根拠はありません。お酒の種類によって味や色がどれだけ違っていても、成分で見ればアルコールであることに変わりないですからね。アルコール以外に人を酔わせる成分も入っていませんし、これはやっぱり迷信と考えるべきでしょう」

ちゃんぽん飲みは悪酔いする…という話が迷信であるなら、一晩にいろんな種類のお酒を楽しむのもOKということ。筆者のような飲ん兵衛にとって、これは朗報だ。 「ただ、いろんなお酒をちゃんぽんで飲んだ翌朝は、いつもよりお酒が残っているように感じるのも事実。これはおそらく、様々なお酒を楽しみたくなる環境に原因があるのでしょう。楽しくてお酒が進む場では、そもそも量を飲み過ぎてしまうことが多いですからね」

ちなみに須田先生によれば、楽しくて気分がノッている時は、アルコールを代謝する力がアップするという。その意味では、あまり気の進まない接待など(つまり代謝が上がらない場)では、少しお酒を控えめにするよう心掛けるといいかもしれない。

「また、風邪気味などで体調の悪い時や、疲労が溜まっている時などは、いつもよりアルコールが分解されにくいもの。自身のコンディションを意識して飲むことが、悪酔いしないための最大のヒケツではないでしょうか」

お酒の席での失敗には極力気をつけたい。よく肝に銘じておこう。 あなたが知っている体や健康にまつわる噂や風説は? 下のボタンから投稿ください。

身体にまつわる都市伝説の記事一覧はこちら

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト