須藤元気の仕事論

「世界を変える一番の近道は、自分を変えること」

2011.03.01 TUE


すどう・げんき 1978年生まれ。21歳でプロ格闘家としてデビュー。その独創的な入場パフォーマンスとファイトスタイルで人気を博す。作家としても活躍。10作目の『今日が残りの人生最初の日』(講談社)には新人のための、自分を変えるヒント満載だ。
「世界を変える一番の近道は、自分を変えること」
作家・タレント 須藤元気


拓殖短大卒業後ロサンゼルスに渡り、アメリカのジムからアメリカの格闘技の大会に出場。逆輸入の形で日本でリングに立ったのが21歳。

「プロとしてファイトマネーをもらったんです。ここが、僕の社会人としてのスタートです」

高校2年生から格闘家を目指し、「10年先までのビジョンを1年ごとに描いていた」という。当時、アメリカで生まれたUFCの金網リングでの戦いを観て「総合格闘技の時代が来る」と予見した。事実、総合格闘技はブームとなり、須藤さん自身、軽量級として初めて、03年には大みそかのリングで戦った。

「でも前頭葉で判断したものはたかがしれています。そのジャンルが好きで情熱を注げないと、いかに時勢がそうであってもうまくいかなかったと思います」

須藤さん、『今日が残りの人生最初の日』という本を書いた。日々をより良く生きるためのヒントや考え方が記されている。そこには、メッセージがたくさんある。読めばわかる。だがあえてここで、新社会人限定メッセージを。

「仕事って楽しいのが一番です。社会人になると、人生のほとんどが仕事だから、楽しめないとツライ。でももちろん楽しいことばかりではありません。大切なのはそれをどう位置づけるか。僕が著書について取材を受けますよね。“同じ話ばっかりで面倒だな”と思うのか“好きな本を書いてそれについて話せるなんて幸せだ”と思うのかの差なんです。いつも思ってることなんですが、どんなことも肯定的に捉える。世界を変える一番の近道は、自分を変えることです」

稲田 平=撮影
photography PEY INADA
武田篤典(スチーム)=取材・文
text ATSUNORI TAKEDA

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