R25世代の4分の1は危険ゾーン!?

3万人の健診データにみる危険な「臓器」TOP3とは?

2011.03.03 THU



イラスト/アイドマ・スタジオ
少し前になるが「次長課長」河本準一と「チュートリアル」福田充徳が、立て続けに倒れた。働き盛りの人気芸人を襲ったのは「急性すい炎」なる病。2人はともに、突然激しい痛みに襲われ、そのまま入院に至ったとか。だが、そこまで悪くなる前に変調に気づかなかったのだろうか?

企業などで、年間約80万人の健康診断を行う全日本労働福祉協会の川口毅常務理事に聞いてみた。

「おそらく2人とも自覚症状はなかったと思います。人間の臓器はある程度痛めつけられても余力で機能するため、本当に悪くなるまで気づかないことが多いんです」

ということは、まだまだ健康だと思い込んでいるボクらの体も、相当蝕まれている可能性が?

「その通りです! 高脂肪の食事やアルコールを大量にとり、運動不足に陥りがちな若い人の体は確実に傷んでいます。25~34歳男性3万人の検診データ(平成22年度)をみると、すい臓のほか、肝臓、腎臓などに危険因子を抱えている人が多いようです」

肝臓機能に障害がある際に高値を示す「GPT」は6人に1人が危険ゾーン、腎臓機能に関連する「尿酸値」は4人に1人が危険ゾーンに達しているという。さらに、3人に1人がBMI値25を超える「肥満」と認定。生活習慣病予備軍はことのほか多いようだ。

「じっさいに健診していても、最近はお腹のお肉をつまめる若者がかなり増えたと感じています。このまま不摂生を続ければ40代で重大な疾患を抱えてしまうおそれもあるでしょう。とくに肝臓は『沈黙の臓器』と呼ばれ、末期的に悪化するまで自覚症状が出ません。修復機能が高い若いうちに、数値を下げておくべきです」

薬で数値を下げることも可能だが、長い目で見ればやはり質素な食生活と適度な運動を心がけるのがベスト。今のうちから臓器をいたわる習慣をつけたいものです。
(榎並紀行/アイドマ・スタジオ)


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