賢者のクルマネー講座

第9回 節約につながるカーメンテナンス術とは?

2011.03.07 MON

賢者のクルマネー講座

荷物だらけのトランクは節約の敵!



というわけで、お話を伺ったのは前回に引き続き、「オールアバウト」でカーメンテナンスのガイドを務めている、モータージャーナリストの宮島小次郎さん。早速ですが、運転以外で燃費向上につながるポイントってあるんでしょうか?

「まず注意したいのが、オートエアコン機能がついている場合。エアコンはかなり電気を使ううえに、エンジンにも負担をかけるため、使いっぱなしにしていると燃費が悪くなってしまいます。暑い夏場は仕方ないとしても、それ以外の季節はオートエアコン機能をオフにして、必要に応じて手動で操作する方法がおススメです」

エアコンを常に使っている夏場は、エアコンを使わない時期に比べて、燃費が1割近くも悪化するとのこと。それだけエアコンの負荷は大きいということなのだ。ちなみに、同じ電気を使うオプション品でも、カーナビやカーステはエアコンほど気にする必要はないみたい。
イラスト/千野エー さすがにここまでの人はいないでしょうが、後部座席やトランクにやたらと荷物を積んで走ってるクルマって、たまに見かけますよね。見た目だけでなく、燃費も悪くなるんだから、これは避けたいところですなー
「その他、基本的な注意事項として、クルマ全体の重量をなるべく軽くした方がよい、ということがあります。よく、クルマのトランクを物置のかわりにしている人がいますが、それでは燃費が悪くなるのが当然。性能の良いクルマに乗っていると、あまり重量を意識することがないと思うのですが、その分クルマが頑張っているんだ、ということを忘れてはいけません」

トランクや車内をスッキリ整理することが、燃費向上にもつながるというのは一石二鳥なお話。とはいえ、自分の部屋を思い出してみると、マイカーもすぐに雑然としてしまいそうだなー。今から気を付けておかないと!

タイヤへの気配りが燃費向上につながる!?



その他、クルマのメンテナンスによっても、燃費向上が実現できるとか。
イラスト/千野エー タイヤの空気圧は、GSで頼めばチェックしてもらうことができる。セルフのGSの場合には、自分でチェックすることもできるんだとか。さらなる節約を目指す人なら、チャレンジしてみる価値があるかも
「いちばん大事なのはタイヤですね。タイヤの空気圧が低いと、その分だけ接地面積が増え、転がり抵抗(地面との抵抗)が大きくなってしまうため、燃費が悪くなります。少なくとも、月に一度はタイヤの空気圧を点検、調整しておくとよいでしょう。給油の際にGSでお願いすれば、点検してくれます。ちなみに、タイヤの空気圧はメーカーが指定した値にするのが基本ですが、そこから1割程度くらいなら高めに調整しても大丈夫。高めにすることで接地面積が減るので、燃費向上につながるんです」

これは裏ワザっぽいなー。そういえば、最近は燃費向上につながる「エコタイヤ」も人気があるようですが…。

「確かにエコタイヤは、普通のタイヤよりも転がり抵抗が少ないので、燃費向上に効果があります。普通のタイヤよりも高額なのが難点といわれていましたが、最近は実勢価格もこなれてきたので、これから新しくクルマを買うときや、タイヤの交換時期が来ているのであれば、検討してもよいでしょう」

このほかにも「クルマのボディをガラスコーティングする(汚れにくくなるので洗車代が節約できる)」、「定期点検を欠かさない(壊れてから修理というパターンのほうが結果高くつくケースも多い)」など、知っておくとよい節約メンテナンスのポイントがあるみたい。マイカーを手に入れてみないと実感できないことも多そうなので、忘れないうちにメモしておかないと! と思いましたよ。 燃費向上→維持費節約にタイヤが重要な役割を果たしている、ということを知ったのは収穫。だから、あんなにタイヤのCMをやってるのかな。クルマを持ったあとの話が続いたので、一日も早くクルマが欲しくなってきました!!

取材協力・関連リンク

関連キーワード

ブレイクフォト