ソフトがハードより大きいワケは?

近視矯正の新療法にも注目! コンタクトレンズ豆知識

2011.03.25 FRI



図版制作/藤田としお
一説によれば装用人口1500万人以上ともいわれるコンタクトレンズ。筆者も長らくソフトレンズを愛用していましたが、ずっと気になっていたことがひとつ。なぜソフトはハードよりもレンズが大きいんでしょうか? メニコン広報秘書部の渡辺克志さんにうかがいました。

「眼球の黒目と白目とでは、丸みが異なり黒目が少し飛び出たような形になっています。そのため硬いハードで白目まで覆うとすき間ができるので黒目より大きくは作れません。一方、ソフトは柔らかいので小さいと非常に安定が悪く、まばたきでも外れやすくなる。なので黒目よりも大きく作るんです」

なるほど。では素朴な疑問をもうひとつ。最近使い捨てコンタクトも増えていますが、1デイとか2ウィークといった期限の違いは?

「各メーカーや製品によって素材やデザインが異なるので一概に言えませんが、1日だけ使えればいいレンズと、何カ月も使うのが前提のレンズとでは、当然耐久性や汚れやすさなどの性能が違います」

なお、最近ではコンタクトで近視を矯正する治療法まであるようです。それはどんなものか、オルソケラトロジー用レンズを販売するテクノピア・メディカル事業部の鈴木一行さんにうかがいました。

「オルソケラトロジーとは、就寝時に特殊なデザインの高酸素透過性レンズを装用することで角膜の形をやや変化させ、起床時にレンズを外しても、裸眼で視力が矯正された状態が続くという治療法です」

夜の装用をやめると視力は元に戻りますが、外科手術が怖いという人でも安心かも?

「また、外出時ではなく就寝時に装用するので紛失・破損のリスクが少なくなります。ただ、通常のコンタクト同様にレンズのケアを怠ると合併症が起こることもあるのでご注意ください」

かくして日々進化するコンタクト。いつかPCモニター代わりになるのを期待してます。
(熊山 准)


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト