オトコのための香り活用入門

第4回 毎朝のあの時間にアロマをプラス!? シェービングフォームの新戦略

2011.05.16 MON

オトコのための香り活用入門

アロマを取り入れたシェービング剤が登場!



ひげ剃りは多くのオトコにとって、毎日避けては通れない“儀式”である。忙しい朝などは、「ひげ、生えなければいいのに…」と嘆いてる人も多いのではなかろうか。そんな面倒な時間が、香りを取り入れることで気分転換になるとしたら? そんなコンセプトのもと、シェービング剤でおなじみの「シック シェーブガード」に、香りの要素が加わったのだ!
余談だが、香りとは一度に何種類もかぐと嗅覚が麻痺してくるのだとか。大橋さんいわく、「デスクには常に何十本もの香りのサンプルがあって、よりよい香り探しには本当に苦労しました。でも楽しかったですよ。とにかく、ユーザーの皆さんに受け入れられる香りを作りたくて」。その苦労の結果を、ぜひお試しあれ
「シェーブガードは日本で30年以上の歴史を持つ、シェービング剤で売上No.1*のブランドです。古くからの定番ですので広い年齢層のお客様にお使いいただけているのですが、もっとR25世代にも親しんでいただきたいと考えました」

シック・ジャパン マーケティング本部の大橋忠洋さんの談だ。手始めにパッケージデザインを一新したが、それだけでは「面白くない」。そこでまったく新しい発想として、R25世代に徐々に浸透している“香り”の要素をプラスしようと考えた。しかし、ただのよい香りではダメ。

「毎日使うものなので、『自分の気持ちをスイッチする』という自分向けの目的を持たせることにしたんです。朝剃る人には、気分が目覚めるような香り。夜なら、気分が和むような香りと」

そう決めたのが、2009年の秋。以来、実に1年近くに渡り“定番”にふさわしい香りを求め、トライ&エラーが繰り返されるのである。

「一番重要なのは、より多くの方が毎日使っても飽きない香りを作ることです。まずそのためにたくさんのサンプルを作り、実際に多くのモニターに試してもらいました」

アロマテラピストや調香師とともに、膨大なサンプルを徐々に絞り込んでいったのだ。そうして完成したのが、グリーンアップルにペパーミントをプラスした「リフレッシュ」と、フローラルにベルガモットやグレープフルーツをプラスした「リラックス」である。

「身のまわりにある日用品には、香りのついているものも多いです。そのなかで、シェービング剤にも香りにこだわったラインナップがあってもいいのではないかと考えました」

シェービングフォームというと、“床屋さん”風の香りを想起する人も多いはずだが、それも男性に受け入れられる香りとして、意図的につけられたものなのだ。ならば男性の香りへのニーズが高まっている今に合わせたシェービング剤が登場するのも、うなずける。筆者も試しに使ってみたところ、どちらも清潔感のある爽やかな香りで、ヒゲを剃るのが楽しみになりそう。「これまでありそうでなかった」というのが正直な感想だ。

つまらないルーティンワークに香りの工夫を加えると、毎日欠かすことのできない「大切な時間」になりそうな予感。ぜひ一度お試しあれ。

*インテージSRI調べ「男性用シェービング剤計」2009年1月~2010年12月の累計ブランド別販売金額No.1 投稿募集はこちら 皆さんの投稿を募集中!

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