身体にまつわる都市伝説 第48回

“男性機能”は年齢とともに衰えるもの?

2011.05.23 MON

身体にまつわる都市伝説


異変を感じても、なかなか相談しづらいこのジャンル。一般的なクリニックでは女性看護師の目も気になるが、「専門クリニックなら、スタッフを男性に限定するなどの配慮もされていますから、ぜひ早めのご対応を」と須田先生
先輩や上司と飲み明かす機会も多いであろうR25世代。夜も更け、お酒が進んでくると、ついついシモの話題が増えてしまうのは、致し方のないところだろう。

しかし、「最近、いまいちムスコの反応が鈍くて…」なんて上司のぼやきを聞かされると、明日は我が身…となんだか不安になってしまう。男性機能はやはり、加齢とともに弱くなるものなのだろうか? 池袋スカイクリニックの須田隆興先生に聞いてみよう。

「いわゆるEDの原因は、大まかに動脈硬化によるものと、自律神経の障害によるものの2通りが考えられますが、どちらも年齢とともに進行するのは間違いありません。心因性の勃起不全を除けば、男性なら例外なく年齢に比例して機能が弱まるのは避けられないことなのです」

う~ん、やっぱりそうか。では、男性機能というのは何歳くらいから衰え始めるものなのだろう?

「医学的なデータというより、私たち現場の医師の体感的な集合知にすぎませんが、およそ45歳前後でしょうね。とはいえ、最近は30代の動脈硬化が増えていますから、若いからといって安心はできません」

脳梗塞や心筋梗塞は勃起不全の延長線上にある、と須田先生。20~30代にだって、いまひとつ“奮わない”時というのはあるもの。もしそれが疲労による一過性のものでなく、不調が続くようなら早急に医師に相談するべきだ。

「勃起不全というのは、他者には判断が難しいものですから、個人の所感で異変を感じたら、なるべく早めに専門医の診察を受けるべき。初期なら治療もしやすいですし、もし心因性のものなら、早期の対応で自信を取り戻すことは重要ですから」

ところで、少しでも長く男性機能を維持するためには、どうすればいいだろう?

「規則正しい生活やバランスのとれた食事を心がけること、これに尽きます。体が元気な人はやはり男性機能も健康ですから、生活習慣病に気をつけることが何よりの対策になるんです」

老いてますます盛ん、というのは男の憧れ。まだまだ先の話と侮らず、今から地道に健康維持に努めるべきなのだ。
(友清 哲)

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト