夏を涼しく乗り切るアナログテク! 第2回

夏の不快感を倍増させる害虫対策テク

2011.06.06 MON


天日干しや殺虫剤などでチリダニを殺虫しても、死骸が残ってしまうとアレルギーの原因に。死骸を残さないように掃除機で吸い取りましょう。残さず吸うコツは、ゴシゴシと掃除機を動かさずゆっくり当てることだとか。写真はツメダニ
雨の日が増えてきて、だんだんと梅雨ムード。湿気のせいで、ベトベトした肌が気持ち悪く感じる季節です。しかし、人間にはつらくても、ある害虫にとってはどうやら梅雨は天国なのだとか…。このまま害虫なんか出てきたら、もう耐えられない! 梅雨の時期、湿った部屋の中ではどんな害虫が発生しやすいのでしょうか!?

「梅雨、湿度が高くなると『チャタテムシ』や『ヒメマキムシ』、『チリダニ』といった害虫が増えてきますよ」と話すのは、害虫駆除の対策・駆除を行っているアペックス産業の濱谷さん。

「チャタテムシとヒメマキムシは、カビをエサにする体長1~2mmほどの不快害虫と呼ばれる虫です。湿気をため込んで、部屋にカビを発生させないように気をつけましょう。古雑誌や段ボールなど、カビが発生しやすいものを床に置きっぱなしにするのは要注意です」(濱谷さん)

米や乾麺、小麦粉など食品に発生するカビも食べてしまうので、「久しぶりに米びつを開けたら、小さい虫が大量に…」なんてことも! 考えただけでゾ~っとしてしまいます…。

一方、チリダニというのは湿度が高まることで増えてくるダニの一種。年中生息するそうですが、湿気が多く彼らにとって過ごしやすい梅雨は、特に増えてくるのだとか。直接人を噛むことはありませんが、ぜん息などのアレルギーの原因になるそうです。チリダニが増え、それをエサにする「ツメダニ」まで発生してしまうと大変!

「ツメダニは人を噛むため、皮膚のかゆみにつながります。とはいえ、チリダニは家の中に必ずと言っていいほど生息している虫。特に布団の中で繁殖していくので、ツメダニが発生する前に、梅雨前には一度布団を丸洗いすることをオススメします」と、濱谷さんは教えてくれました。面倒で、なかなかシーツすら替えていない布団…。クリーニング屋さんでも、布団の丸洗いサービスをしているところがあるそうなので、今年は洗いたいと思います。

また、羽の音で夏の暑さを加速させる蚊やコバエについては「増殖させないために、玄関やベランダに水たまりを作らないようにしましょう」とも話す濱谷さん。玄関に開きっぱなしの傘を置いておいたり、ベランダに植物の受け皿などを放置している方はすぐに片付けましょう。

梅雨本番になると、小さくてもなかなか“無視”できない“虫問題”。暑さにかまけて害虫対策をしていないと、予想ダニしなかった被害に遭うかも…。ご用心ください!(加藤柿次郎/ノオト)

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