アレの意外な使い道 第2回

砂糖が傷口の治療に効くってホント!?

2011.06.13 MON


砂糖によるパックの方法。コップ3分の1ほどの水に大さじ2杯の砂糖を入れ、煮立てた後に冷却。それを顔に塗り、乾いたら洗い落とせば、肌がモチモチのツルツルに!(写真はイメージ)※肌に合わない場合はすぐに中止してください 写真提供:Ushico / PIXTA
料理の味付けの基本になる5つの調味料、頭文字を取って「さしすせそ」と呼ぶのはよく知られていますよね。その「さ」にあたるのが砂糖。料理においては甘みを出すのはもちろん、隠し味として味に深みを出す場合にも欠かせない調味料のひとつです。そんな砂糖には、あまり知られていない特徴や使い方があるとか。精糖工業会の斎藤祥治さんに聞いてみました。

「砂糖は、実は強い防腐作用を持っています。防腐剤というと塩を思い浮かべがちですが砂糖も負けていません。砂糖には食品などに含まれる水分を奪い取る性質があり、それにより微生物の活動を抑える効果があるんです。ジャムや砂糖漬けの日持ちがいいのはこういった理由から。ちなみに、食品の全重量の半分以上を砂糖にすれば防腐の効果が期待できる、ということを覚えておくといいでしょう」

たしかに保存食は塩漬け、というイメージですが、砂糖も効果があるんですね。ところで、砂糖の意外な使い方をご存じでしょうか?

「たんこぶや切り傷などに水で溶いた砂糖を付けると、不思議と跡が残らず、きれいに直るようです。古くから伝わるものの、ただの民間療法といわれていましたが、アメリカの医者が7年間にわたり患者に試したところ、一定の成果が見られたようで効用は実証済みです。同じ姿勢で寝続けているとなりやすい、床擦れにも効果があるみたいですよ。ただし、すこしでも異常を感じたらすぐに中止するようにしてください」

は~、それは知りませんでした。ほかにも意外な使い方があるそうです。

「シャボン玉を作るとき、石鹸水に砂糖をひとつまみ入れるだけで、シャボン玉が割れにくくなり、大きなものを作ることができますよ。砂糖を加えることでシャボン玉液の粘度が増し、薄い膜になったときの強度が増したといえます。そのほか、切り花は軽く1さじの砂糖を加えた花瓶に挿すと、花の色をきれいに長持ちさせることができます。園芸学者がバラを使って実験しているので、間違いありませんよ」

砂糖は調味用以外にも、いろいろな使い方があるんですね。ちなみに洗顔をするとき、洗面器に大さじ1杯の砂糖を加えた水で洗うと、肌がしっとりするうえ、にきびや肌荒れにも効果があるそうですよ。コストが安く食用だけに比較的安心して試せる洗顔法ですね。
※肌に異常を感じたら、すぐに中止してください

(伊藤 裕/GRINGO&Co.)

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