夏を涼しく乗り切るアナログテク! 第4回

梅雨時のジメジメオフィスをどうにかしたい!

2011.06.20 MON


オフィスに設置されているエアコンの風向きは、ビル管理側が設定している場合も。管理会社に相談し、風向きを調整してもらいましょう
ジメジメと蒸し暑いオフィスに閉じこもっていると、だんだん仕事のヤル気がなくなりますよね。温度が高くなると、汗が蒸発しにくくなって肌がベタベタして不快に…。とはいえ、電力事情の問題もあり、エアコンの設定温度を自分の判断で下げるわけにもいきません。北海道工業大学空間創造学部建築学科の半澤久教授に、梅雨、節電しながら職場で快適に過ごす方法を伺った!

「まず、腕まくりや靴下を脱ぐことで肌を露出。汗の蒸発を助けるために、風を当てましょう。冷たさを感じる『冷点』が人体のなかでも多い顔や首に風を当てると、より涼しく感じますよ」

なるほど。確かに、シャツのボタンを1つ多めに開けておくだけで、スッキリする気がします。

さらに、「冷気は、高いところから低いところへ下がっていく性質があります。そのため、多くのオフィスで利用されている天井埋め込みタイプのエアコンは、冷房の風向きを横方向に設定しているケースが多い。しかし節電の影響で、エアコンの室温を28℃に設定しているオフィスも増えているようです。室温が28℃くらいであれば、風向きを少し下向きにしたり、上下スイングにした方が微風を感じて蒸し暑さが和らぐ。座っている人の首筋に風が当たったり、人が過ごしている空間に風の流れが生まれますから」と半澤教授。

また、換気によって空気の流れを作ることも有効だとか。呼吸で室内の炭酸ガス濃度が高くなると、息苦しく感じるので、定期的にオフィスの空気を入れ替えた方が快適に過ごせるというわけです。

もうひとつ、梅雨どきのオフィスで気になるのが、汗がひいたり雨で濡れた服が乾いたりしたときの“ニオイ”の問題…。両隣の同僚に不快な思いをさせていないか心配です。

「汗や雨で、衣服や人の皮膚は臭くなります。湿度が高いことで、人間の嗅覚が敏感になることも臭く感じる原因の1つ。ニオイの元となる顔や首の皮脂は、洗顔用のペーパータオルでこまめに拭き取りましょう」と教えてくれたのは、臭気判定士&臭気対策アドバイザーの石川英一さん。

石川さんによると、1日穿いたズボンは腰回りに汗が溜まるそうなので、夜はしっかり干して、消臭スプレーをひと吹き。そして、日替わりでズボンを履き替えるのがいいそうです。またほかにも、オフィスには不快な“ニオイの元“があるのだとか…。

「濡れた革製品はアンモニアのようなニオイを発生するので、ベルトや腕時計のバンドは要注意! 湿気の多い梅雨どきは、金属バンドの腕時計に替えたり、使用後は干して風に当てたりして、ニオイがでるのを防ぎましょう」(石川さん)

オフィスで使える快適・防臭テクニックを駆使して、心も体もカラッと一転! つらい梅雨を乗り切りましょう。(加藤柿次郎/ノオト)

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト