2日酔いムービー『ハングオーバー!!』に注目

失敗談は数知れず…酔って記憶をなくすワケ

2011.07.07 THU

楽しい宴で深酒して、目覚めたら記憶がない。そんな経験がある方も少なくないのでは?

映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』は、そんな“記憶の空白時”に起きた酔っ払いたちの騒動を描いた大ヒットコメディの第2弾だ。

事件の発端は、前作と同じく花ムコの独身最後の楽しみ“バチューラー・パーティ”。浜辺でささやかにお祝いしたはずの男たちは、なぜか最悪の二日酔いを抱え、見知らぬ土地の薄汚いホテルの一室で目覚める。不覚にも昨夜の記憶が全くない彼らは、絶体絶命のピンチに陥っていることを知る…。

彼らの運命は劇場で確認してもらうとして、そもそもアルコールを多量に摂取するとなぜ記憶を失うのか。社団法人アルコール健康医学協会・常務理事の古屋賢隆さんにお答えいただいた。

「吸収されたアルコールは血液に流れ、脳へと到達して神経細胞を麻痺させます。深酒をして記憶の保管庫である海馬が麻痺すると、短期的な記憶ができない“ブラックアウト”の状態になるのです。また、飲酒は理性を司る大脳皮質の活動も低下させます。酔うと気が大きくなるのは、抑えられていた本来の感情が出るからでしょう」

理性をなくした酔っ払いたちの思いもよらない行動は、映画『ハングオーバー!!』に限らず我々にも身近な存在だ。そこで爆笑失敗談&武勇伝を集めた『酔って記憶をなくします』シリーズ編者の石原たきびさんに、最も印象深かった仰天エピソードを聞いてみた。

「お酒好きのマスターが、仕事が終わって飲んで帰る時に、街角でバスを待っていたそうなんですね。実はその付近にはバス停なんてないんだけど、通りがかった知人には『バスを待ってる』と告げていたらしいんです。でも本人はそのことがスッポリ記憶にないそう(笑)」

幻想的ですらある酩酊譚にビックリ。でもその領域、一度経験してみたい気も…。
(足立美由紀)


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