クリーニングのプロに聞く!

真夏の“汗だくスーツ”お手軽メンテの基礎知識

2011.08.04 THU


ジャケットとパンツは別々にハンガーにかけ、戸を開けた廊下など、日光が当たらない風通しの良い場所に干すのが望ましい
撮影/BLOCKBUSTER
クールビズ全開の今夏。気分的にはTシャツ×短パン×サンダルという格好で出勤したいところだが、現実的にはそうもいかず、暑さをこらえてスーツを着ているビジネスマンも多いはず。が、炎天下にスーツ姿で外出すると、汗がスーツにまで染みてしまうことも…。1日働いて汗まみれになったスーツはどう管理すべきなのか? クリーニングチェーン大手の白洋舍、クリーニング事業部の谷村一美さんによれば、「1日分の汗を抜いて乾かすことが大切」らしい。

「スーツは水分を含むと型くずれしやすくなるので、大量に汗をかいたときは、固く絞った濡れタオルを用意し、襟や背中、腰回りなど、汗をよくかいた部位を中心に汗抜きしましょう。その際ゴシゴシこすったり、グッと押し付けたりするのはNG。生地が傷んだり必要以上にスーツに水分が溜まったりするおそれがあるので、生地をタオルでトントン叩くようにしてください」(谷村さん)

こうすることで、スーツに溜まった汗がタオルに染みて抜けるという。ちなみに、この汗抜きの方法は素材を問わないそうだ。

「市場に出回るスーツはウール製、もしくはウールとポリエステルを使用した素材が多いですが、麻や綿素材であっても同様の方法で汗抜きすることができます。汗抜きが終わったら、ジャケットとパンツを別々にハンガーにかけ、室内の風通しのよい場所で一晩干しましょう。ウール素材は“呼吸”をするような性質があり、干すと吸った水分を吐き出します」(同)

この流れでスーツを管理すると、スーツがクローゼットにしまわれるのは着用した翌日。クローゼットは密閉された空間なので、完全に乾いてからしまうことが大切だ。ちなみに、ネクタイも同様の管理が望ましいそう。彼女にプレゼントされた大切なネクタイが汗で型くずれ…なんてことにならないよう、こまめに手入れを忘れずに!
(下元 陽/BLOCKBUSTER)


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