平均3万6500円の満足度は約59点

サラリーマンのお小遣い「理想」と「現実」は?

2011.09.01 THU


サラリーマンのお小遣いはバブルとともに急上昇。1990年をピークに、その後は下降の一途。最低額を更新し続ける厳しい状況となっている
イラスト/藤田としお(データ出典:新生フィナンシャル「サラリーマンのお小遣い調査」)
サラリーマンの「お小遣い」がピンチだ。新生フィナンシャルが全国1000人のサラリーマンを調査したデータによれば、1カ月のお小遣い平均額は前年比4100円減の3万6500円。4年連続のダウンで、バブル崩壊後の最低額を更新した。1日当たりだと1177円。ここから昼食代や遊興費を差し引くといくらも残らず、厳しい懐事情がうかがえる。

一方、バブル期はどうだったのか。1990年の同調査によると、お小遣いの平均額は7万6000円。なんと2倍以上も違うのだ。それだけに金銭感覚も今とは随分異なる模様。「お小遣いのなかで節約したい費目は?」の結果をみると、2011年は「ふだんの食事にかけるお金」「飲み代など交際・つきあいにかけるお金(デートは除く)」など、つましい節約術を駆使しているのに対し、1990年は「ギャンブル代」「タクシー代」といったバブリーな項目が上位に並んでいる。また、「理想のお小遣い金額は?」の問いに対する平均額もバブル期は10万6300円と、かなり高望みをしていたことが分かる。

では、現代サラリーマンの理想のお小遣いはどれくらいなのか? 編集部が独自に行った500人へのアンケート調査で「今のお小遣い金額の“満足度”」を採点してもらったところ、平均は58.9点。「30点以下」が11%と、やはり多くが不満を抱えている様子。費目ごとに「理想」と「現実」の金額を聞いてみてもギャップは大きく、例えば1回の飲み代の理想は平均6488円なのに対し、現実は4031円。また、1カ月の趣味・レジャー代も理想は2万5050円だが、現実は約9955円と1万円以上の差が出る結果に。

それ以外の項目(下表参照)も、軒並み理想と現実には開きがあり、サラリーマンの切ない現実がみてとれる。給料UPもあまり期待できないこのご時世。サラリーマン“受難”の時代はまだまだ続きそうだ。
(榎並紀行)


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