少子化の時代だし、これから増えていく?

「結婚するならムコ養子に…」もし彼女に言われたら?

2011.10.06 THU


本人は良くとも男性側の両親が反対…ということもしばしば。それぞれのケースにあった結婚の形を選びたいものです
イラスト/坂本綾子
少子化が進み、自分も彼女も一人っ子なんていう状況が珍しくない昨今。もし彼女から「婿養子になってほしい!」とお願いされたらキミならどうする?

大手結婚相談所・ツヴァイによると、約3万5000人の会員中(男女比49:51)、婿養子になる・迎えることに対して「可能」「相談に応じる」と回答しているのは全体の30%強。意外と前向きに受け止められている印象だ。

しかしこの婿養子のシステム、あまりよく分かっていない人も多いのでは? 実はこの「婿養子」という言葉は厳密にいえば民法上には存在せず、結婚に際し夫が妻の姓を名乗ることを「婿養子になる」と世間的に表現しているケースが多い。だが、さらに狭義の婿養子とはその名の通り妻の親と養子縁組をすることも含む。妻側の姓を名乗るだけでは戸籍の筆頭者が妻になるだけで相続権などは普通の結婚と変わりはない。養子縁組をもって妻の親と「養親・養子」の関係になってはじめて実子と同じだけの遺産相続権を手に入れられることになる。しかも養子に入っても、実親からの相続権も失わないでいられるという。これはなんだかおトクな気がする!?

ただし、手に入るのはもちろん相続権だけではない。養親の扶養義務も同じように負うことになるし、妻に兄弟姉妹がいる場合には相続問題に巻き込まれたり、万が一離婚ということになれば養子としての離縁はどうするか、などの煩わしいトラブルが起こる可能性もある。婿養子に入る場合は、そうした覚悟も必要なようだ。

だが実際に結婚していわゆる「婿養子」になった感想を、都内の30代男性に取材すると「婿に入ったことで妻も妻の両親も喜んでくれ、とても大切にしてもらっています」と聞かせてくれた。メリット・デメリットだけを考えるのではなく、まずはふたりが幸せになれる結婚の形を考えよう!
(有栖川匠)


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