年末年始の快適部屋づくり計画! 第5回

中和を知れば油汚れは怖くない!

2011.12.12 MON


アルカリ性のせっけんと重曹を使うことで、酸性の油汚れを中和して落とす。換気扇のフィルターだけでなく、油で汚れがちなガスコンロ周りなどもキレイにできる
いよいよ師走に突入し、仕事に飲み会と身の回りが慌ただしくなってきた人も多いのでは? つい家のことは後回しになりがちだけど、この一年で溜まった部屋の汚れは、今年のうちにスッキリ落としておきたいもの。たとえば、普段あまり手をつけることのない“キッチン周りの油汚れ”もそのひとつ。しかし、やり方なんて皆目見当もつかない…。

そこで、「お掃除家庭教師」として一般家庭向けの掃除術をレクチャーしているRaw Blissの狩野純一さんに、普段大掛かりな掃除をしない人でもカンタンにできる「換気扇の徹底掃除」を教えてもらうことに。

『自宅で料理をしたりタバコを吸う人の場合、油と埃が混ざって固まったヘドロのような汚れで換気扇がベトベトになっているケースが多いんです。放置するとファンのモーターが故障しやすくなるし、フィルターが錆びてしまうのも問題ですね。実は、換気扇にこびりつく油汚れは酸性。つまり、アルカリ性の洗浄剤で中和すれば簡単に落とせるんです。一般的なマンションに多いレンジフード付きタイプの換気扇なら、フィルターだけを取り外して洗えるので意外と手軽ですよ』

用意する道具は、「せっけん」と「重曹」、そして「お酢(またはクエン酸)」だ。それに洗い物用のスポンジと使い古しの歯ブラシがあればOK。どれもスーパーや100円ショップでも入手できる。

「まずは換気扇の前面にあるビスを回してフィルターを取り外し、床に置きます。続いてスポンジを軽く濡らしてせっけんを泡立て、その上に重曹をふりかけると丁度いいアルカリ性の洗剤になります。これでフィルターを軽くこするだけで、油汚れが面白いように落ちますよ。パーツの隙間部分には歯ブラシを使って下さい。全体をこすったら、仕上げにお酢をかけて雑巾などで汚れを拭い取ると、新品みたいな輝きが戻りますよ。なお、作業するときは床を汚さないように、新聞紙などを広げておくといいですね」

所要時間は約1時間程度と、気が向けばすぐにでも取り掛かれそうだ。ちなみに、換気扇のフィルター掃除は3カ月に1回程度が目安だとか。何かとキッチンを使う機会が増える年末年始を迎える前にきっちり大掃除して、気持ちよく新年を迎えたいものだ。
(呉 琢磨)

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