TVドラマ『理想の息子』はNEOマザコン?

世界の「マザコン男子」最新事情

2012.02.02 THU

「友達との約束より母親の誕生日が大切「理想の女性は母ちゃん!」…。なんていうのは、テレビドラマ『理想の息子』(日本テレビ系)の主人公が口にする言葉。主人公は、母親にすべてを依存する元来のマザコンとは一味違う、健全な母ちゃん大好き系男子=“NEOマザコン”という新しい男子のタイプだそうだけど、そもそも、マザコンって、海外にもある概念なの? そこで、日本で働く外国国籍の方に、お里のマザコン事情を聞いてみた。

●イギリスの場合
「イギリスでは、マザコンを意味する言葉として“mummy’s boy”“mother’s boy”があります。息子が“mummy’s boy”な母親は、彼のためにあらゆることをするし、彼も母親なしでは生きることができない。甘やかされていて、柔弱な息子を意味します。非常にネガティブな言葉で、子供のような行動は、彼がまだ大人になりきれていないということ。そんな彼とデートしたり、結婚相手にとして興味を持ったりする若い女性はほとんどいません」(日米会話学院講師・フィリップ・サンドスさん)

●アメリカの場合
「アメリカにも日本でいうマザコンという概念はあり、“mama’s boy”“tied to mother’s apron strings”(母親のエプロン紐に結び付けられている)と呼ばれています。“mama’s boy”“tied to mother’s apron strings”はマイナスなイメージなので、独立して、自立すべきだと思われています」(日米会話学院講師・ロバート・オハラさん)

●韓国の場合
「韓国にもマザコンを意味する“ママボーイ”という言葉があります。息子はなんでも母親任せで、母親も息子のためになんでもやってしまう親子関係のこと。イメージのよくない言葉として使われています。ママボーイは結婚しても変わらないので、離婚の原因になることもあるんですよ。韓国は教育に熱心な国。子供の頃から母親が熱心に子供の面倒をみます。それが高じて、息子がママボーイになるというケースも少なくありません」(新大久保語学院講師・金秀容さん)

●中国の場合
「中国にも似たような考え方があり、“恋母情結”という言葉がいわゆるマザコンのこと。母親に頼り、精神的に自立していない人のことをいい、非常に悪いイメージ。中国は結婚しても共働きが当たり前で、家事もお互いが負担して行うもの。夫婦生活には自立した考え方が必要なので、夫が恋母情結だと本当に困ります。結婚相手にはしたくないタイプといえるでしょうね」(SE・秦雪さん)

言葉は違えど、他国でもマザコンって概念はあるんですね。外国人と付き合うときにも、ママとの関係性について聞いてみた方がよさそう!?
(取材+文・小竹あき/Pea Green)

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