「入居後に後悔」経験あり4割超

見落とすな!「お部屋選び」の盲点

2012.03.15 THU


部屋の壁が斜めの急な角度になっているなど、間取り図だけでは分からないことも多い。実際に現地を見て確かめるべし
画像提供/AFLO
春といえば、引っ越しの季節。しかし、住んでみたら思わぬ“落とし穴”に気付き、後悔したという話は少なくない。

事実、小誌の調査によれば、25~34歳の男性で引っ越し後に後悔したことが「ある」と答えた人は43%。理由は実に様々だが、例えば

1・家の真上が軍用機の通り道
2・隣の家がゴミだらけで臭い
3・ドアのたてつけが悪い

など、いずれも内見では気付きにくいポイントが並ぶ。では、入居後にこうした“落とし穴”が判明した場合、どうすれば?

「例えば1なら、仲介業者は本来『環境瑕疵』として契約前に説明義務があります。同様に自殺や事故、暴力団の有無など、形のないマイナス条件も『心理的瑕疵』として説明が必要です」

そう語るのは、株式会社アイランドスペースの室拓也さん。 

では、2のケースでは? 隣人の人となりなどは、聞けば教えてもらえるものなのだろうか。

「基本的にはお教えできませんし、仲介業者もすべての入居者情報を把握しているわけではありません。従って、近隣情報は自ら現地でつかんでもらうことになります。ゴミ捨て場など共用部分をチェックしたり、バルコニーの様子を窺ったり、可能な範囲で問題になりそうな兆候を確認するとよいでしょう」

と言いつつも、「隣人の人となりを事前に窺い知るのはなかなか難しいのが現実」と室さん。

なお、3に関しては、マンションの場合、玄関扉は「共用部分」、廊下や部屋を仕切る扉は「専有部分」になり、位置付けが異なる。ただ、このケースなら修繕義務はどちらも貸主サイドとなる。

いずれにせよ、こうした“落とし穴”には、内見時に気付きたいもの。「壁の薄さを確認するには、内見時、壁を叩いてみる」など、自分でできることはやっておきたい。みなさん、痛い目を見ないように、今回紹介した“後悔ポイント”を参考にしてみては?
(青柳直弥/清談社)


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