女子大生カリスマブロガーからWeb編集長へ

「2つの顔」を使い分けて仕事力UP

2012.04.23 MON


撮影/櫻井将士
伊藤春香、通称:はあちゅう。ツイッターのフォロワー数1万8000人、大学時代は友人と企画した期間限定ブログが話題になり、本を出版した経歴もある。大学卒業後は広告会社に入社し、コピーライターとして活動していた。

「大学時代の活動に興味を持たれ、コピーを書くだけでなく、PV撮影など、いろいろと面白い仕事に声をかけてもらいました。毎日が刺激的で楽しかったですね」

しかし、昨年末に退社を決意した。

「もともと前の会社に20年くらいは勤めるつもりでしたし、コピーライターはずっとなりたかった職業でもあったので、転職は少しも考えていませんでした。そんなときに、今の会社の社長と食事をする機会があり、『うちで働かない?』とスカウトされたのがきっかけです。もともと、『20代のうちに仕事で実績を作りたい』という目標があり、挑戦するなら今しかないのではないかと感じたんです。もちろん、コピーライターを続けたい気持ちもありましたが、新天地で実績を積む方が将来のためになると思い、転職を決意しました。前職の先輩が、私の考えや思いを理解して、後押ししてくれたのも、決断する大きな要因となりましたね」

かくして新しい業界に飛び込んだはあちゅうさん。メディカル美容専門サイト「キレナビ」の編集長となった今、どのような変化を感じているのだろうか。

「今の仕事と前の仕事では、求められるものがまったく違うと思っています。例えば、文章を書くにしても、1つの文章に10時間かけていたものが、今ではたくさんの文章を短時間で書くことが求められる。責任という部分でも、現在の会社は個人に任される役割が多い分、『自分がこのサービスを背負っているんだ』と強く感じています」

現在の会社では、「伊藤春香」だけでなく「はあちゅう」として活動することもあるという。

「ブログPRを事業にしている会社なので、私のプライベートのハンドルネームである『はあちゅう』としての活動を認めてくれていて、業務に生かすことも推奨されています。ブログに限らず、『はあちゅう』としてメディアに出たり、講演会で話したりすることが、『キレナビ』の宣伝にもつながるのがうれしいですね。だから、今は私ならではのやり方で働けていると感じています。『はあちゅう』と『伊藤春香』、どちらの顔も仕事に役立てることができるのが、今の仕事のやりがいややる気につながっているんです」

「『キレナビ』を利用したお客様が不具合を感じたら、当然私の責任になりますから、そこは真剣です。ただ、責任を負わされるだけでなく、同時に権限も与えられています。例えば、先日も秘書が欲しいと思い、ツイッターで募集をかけさせてもらったんです。そうやって、自分の考えをダイレクトに実行できる環境にあるので、すごく働きやすいですね。最近は、飲み会で知り合った人と一緒に仕事をしたり、プライベートのネットワークも、仕事に生かせるようになりました。オンオフ関係なく、自分という人間をフルに生かせている実感がありますね」

仕事とプライベート、「伊藤春香」と「はあちゅう」。両輪が相互に作用しているからこそ、彼女は自然体なのかもしれない。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト