早めに準備しておきたい!

「金環日食」を楽しく観察するには

2012.05.10 THU


月刊星ナビ5月号増刊「金環日食を見る」(500円)/金環日食の楽しみ方や全国の日食時刻表などを掲載。好きな形に切り取って使える日食観察プレート付き
5月21日朝は、日本列島の多くの地域で太陽がリング状に欠けて見える「金環日食」を観察できるチャンス。

今回のように、大阪、名古屋、東京などの大都市圏を縦断して金環日食が見られるのは非常に珍しいこと。東京では173年ぶり、大阪ではなんと282年ぶりなのだとか!

このビッグな天文イベントをしっかり楽しむにはどうしたら? 天文関連のソフトウェア・書籍の開発・制作を数多く手がけるアストロアーツの大熊正美さんに聞きました。

「金環日食は皆既日食と違い、肉眼ではまぶしくて見ることができません。必ず日食メガネを使いましょう。下敷き型の日食プレートなら顔全体を覆うことができるので、肌の紫外線対策にもなりますね。また、日食は、太陽、月、地球が一直線上に並んだときに起こる現象。ただ単に『太陽が欠けてきた』というのではなく、『今太陽の前を月が通っている』と思いながら観察すると味わい深いですよ」

日食観察用プレートは日食の撮影にも便利。デジカメの前面にプレートを押し当てて普通にシャッターを切ればOK。ちなみにむき出しのままレンズを太陽に向けるのは事故やカメラの故障につながるので絶対に×!

「他には、木漏れ日にも注目してみてください。樹木の枝葉の間から差し込む日光が地面に映ると通常は丸い形になります。これは太陽の形が映し出されているから。しかし日食になると木漏れ日も欠け始め、リング状になるんです。手鏡などで太陽の光を反射させて壁に映しても同様の現象を見ることができますよ」

これなら日食メガネやプレートがなくても楽しめますね。 日食中は、東の空だけじゃなく、地面にも注目です!
(取材・文/増岡真理)

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