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東京都・若松河田はどんな町?

2012.06.30 SAT


新宿区のほぼ中央に位置する「若松河田駅」。新宿へは大江戸線で4分。自転車でも歌舞伎町まで約15分だ。そんな刺激的な場所にありながら、駅周辺には静かな環境の住宅地が広がっている。

駅名の「若松河田」は、付近の町名「若松町」と「河田町」を合わせたもの。このあたりは都内屈指の高台で、若松町の北側には山手線内最高峰の「箱根山」がある。恵まれた地形と江戸城への近さから、江戸時代には大名や幕府御用達の商家がこぞってお屋敷を構えたという。明治に入り武家が解体されてからも、住宅街として根強い人気を維持。近代になると、若松町に官公庁の庁舎が、河田町にフジテレビの本社屋が建ち、昼間人口も増加していく。

フジテレビの「城下町」と呼ばれた「あけぼのばし通り」(旧フジテレビ通り)には、当時数多くの飲食店が軒を連ねた。フジテレビのお台場移転で一時はシャッター通りと化したが、大江戸線開通にともなう住民増加で次第に客足も戻り、現在はかつての賑わいを取り戻しつつある。特に、商店街を歩行者天国にして行う8月の夏祭り、10月のハロウィン開催時は、街をあげての盛り上がりをみせるという。

さらに、国立国際医療センター、東京女子医大病院が近接する医療の街としても有名。国内最高レベルの医療環境は心強いものの、夜間救急のサイレンが気になる人には、多少の慣れが必要かもしれない。

団子坂に面した住宅街には、低層のお洒落なマンションや一軒家が隙間なく並ぶ。周辺の家賃相場は、ワンルームが7万9000円、1K・1DKが8万8000円、1LDK・2K・2DKが13万9500円(SUUMO調べ)。夏目坂通りの東側に広がる原町エリアには新しいマンションも増えていて、単身者向けの間取りなら家賃10万円以内で借りられる。
(榎並紀行)

若松河田の駅前。どことなく下町のような情緒感がありながら、ビル街が見えるくらい新宿にも近く立地は良い

※この記事は2011年09月に取材・掲載した記事です

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