ちょっとでもオシッコが赤いと感じたら要注意!

働き過ぎで血尿が出るってホント?

2012.06.07 THU


疲れやストレスが引き起こす「臓器や身体機能の不調」で血尿が出ることがある。異変を感じても、その場で電話! みたいに焦らないように
写真提供/GettyImages
6月に入り、仕事が軌道に乗ってきた!と思いきや、その分ストレスもたまるように…。疲れ果て終電で帰宅、ふう~っとおしっこをしていたらちょっと赤っぽい。ひょっとして「血尿」!? そういえば、疲れやストレスが原因だと聞いたことがあるけれど、どういうメカニズムなのだろう。日本泌尿器科学会専門医・指導医で、新宿さくらクリニックの澤村正之院長に聞いてみた。

「単に疲れやストレスで血尿が出るかと聞かれれば“NO”。それに加えて病気や臓器の不調などが重なることが主な原因です。例えば、腎臓の炎症のひとつ、糸球体腎炎にかかっている場合、免疫力が落ちるほどまで疲労してしまうと血尿が出ることがあります。また、左腎静脈が動脈に挟まれることで腎内の静脈圧が上昇するナットクラッカー症候群であれば、長時間立っていることが原因で症状が出ることがありますね」

なるほど、単なる疲れではなく、病気などが複雑に絡み合っているんですね。他にはあるのでしょうか?

「テニスやバスケットボールなど、足裏に強い衝撃がかかると毛細血管内の赤血球が壊れ、尿に溶け出し赤く見えることがあります。他には、前立腺が細菌に感染していたり頻繁なSEXや自慰など前立腺の酷使によるものもあります」

あちゃー! 昨日のアレが原因だったか!? では、もし血尿が出てしまったら?

「まず水分補給を心がけてください。そして、暴飲暴食を避けるなど、臓器に負担をかけないこと。それでも症状が出てしまう場合は、お医者さんに相談しましょう」

疲労やストレスが血尿につながっているのは間違いなさそう。ちなみに、一口に「血尿」と言っても、血液の濃さによって薄ピンク~真っ赤な血そのものまで様々。1Lの尿にたった1mlの血液を混ぜても赤く見えるそう。異変を感じても落ち着いて対処しましょう。 (小林昂祐/ユーフォリアファクトリー)


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