PC・スマホのハード“EYE”ワーカーは要注意

ブルーライトが眼病&睡眠障害を招く!?

2012.06.18 MON


ブルーライトをカットする“度付き”の特殊レンズを好きなフレームに装着できるモデルに加え、色なしのクリアタイプも登場。普段からメガネを使っている人もより利用しやすくなった
ITツールがくまなく普及した現代、もはや僕らの生活にPCやスマートフォンは欠かせない。会社で一日中PC作業をこなし、ヘトヘトに疲れて帰宅した後もスマホが手放せず、ベッドに入ってからもネットに夢中で寝られない…なんて経験がある人、結構多いのでは?

だが、眠れないのはネットが楽しいせいじゃないかもしれない。実はPCやスマホに使われているLEDディスプレーが発する光に多く含まれる「ブルーライト」が、僕らの体に影響している可能性があるのだ。

ブルーライトとは、人の目に見える可視光線のなかでも最もエネルギーの強い短波長の青色光のこと。医学や光学の分野では目新しい概念ではなく、太陽光にも同じ青色光(ブルーライト)の波長は大量に含まれている。

そもそも、ブルーライトは非常に散乱しやすく疲れ目を引き起こしやすい。さらに網膜への負担も大きいため、長期間浴び続けると“加齢黄斑変性”といった眼病を誘発する可能性が指摘されている。また、体内時計(サーカーディアンリズム)の調整にもかかわりがあり、夜間に多く浴びてしまうと脳内物質メラトニンの生産が抑制されて眠くなりづらくなったりするといった研究結果も報告されている。日本国内でも専門家による研究グループが発足しており、学術界でも関心が高まりつつある注目のキーワードなのだ。

ブルーライト研究会に所属する眼科医の井手武氏の調査によれば、「従来のブラウン管に比べて、最近のITツールが使用しているLED液晶の光はブルーライトの含有量が多く、ユーザーの生活リズムに影響を与えやすい」という結果が出たんだとか。

本来、日中は太陽のブルーライトをたっぷり浴びることで活動的になる。一方、太陽が沈み、ブルーライトがなくなれば、脳が夜を認識して眠くなるというのが人間の自然な生活リズム。だが、時間を問わずLEDの青い光にさらされている我々現代人は、体内時計のサイクルが狂いやすくなっているというわけだ。

これにいち早く注目したのが、PCユーザーの目を守る「JINS PC」という作業用アイウェア。ブルーライト領域の光を約50%カットする特殊レンズを使用しており、装着すると“青い光”だけを緩和できるというもの。筆者も実際に使ってみたが、黄色いレンズ越しに見るPC画面はいつもより光が柔らかく感じられた。寝付きがいい体質ゆえに睡眠への影響はなんともいえないが、PC作業中の疲労感が緩和された気がするのは確かだ。

ちなみに、「JINS PC」シリーズには従来からある“度なし”モデルに加えて、メガネ派の人も使える“度あり”タイプや、先日からは新たに色なしのクリアタイプも登場。利用シーンにあわせ、より幅広い人が利用できるようになっている。 IT漬けの毎日で疲れている人や、よく眠れないと悩んでいる人なら、試してみる価値はあるかも?
(呉 琢磨)

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト