簡単“ゆるエコ”のススメ

第4回 体感温度が3度ダウン! ココロで涼むインテリアテク

2012.07.02 MON

簡単“ゆるエコ”のススメ

お部屋アレンジで、約3度もの差が!



夏の節電を考える上で、重要になってくるのが室温。エアコンの設定温度は高めにキープしておきたいところですが、ガマンやムリをしすぎるのはつらいし…。ということで、ちょっとしたアレンジで体感温度が下がる「節電インテリアテク」を、インテリアコーディネータの鈴木理恵子さんに聞きました。
気分が変われば、涼しさも段違い。寒色系の爽やかインテリアコーディネートで、体感温度がググっとダウン。ムリしない節電をしながら、快適な夏を過ごしましょう! イラスト/今井ヨージ
「暑さを感じる原因として、気温以外に挙げられるのが体感温度です。例えば、全体を暖色系にまとめた部屋で過ごした時と、寒色系にまとめた部屋で過ごした時を比べた場合、体感温度で約3度もの差が出るといわれています。部屋のアイテムやカラーによる心理効果で、気温以上の暑さを感じてしまうケースもあるので、快適に過ごすためにもインテリアは重要です」

暑さ対策には「とにかくエアコン」という意識がありましたが、インテリアにもそんな効果があったとは! では涼しさを感じる部屋にするには、どんなコーディネートがよいのでしょうか?

「部屋を、気持ちが落ち着く鎮静色でもある『寒色』でまとめましょう。ひとり暮らし用のワンルームなら、カーテン、ベッドカバー、ラグなど面積が大きく目につくアイテムを替えるだけで、涼しい印象になります。寒色系の青の中でも、色のインパクトによって使い分けをすることが大切。原色の青はインパクト大なので、クッションや絵、カーテンの柄などの少量に、反対に水色などの淡い色はインパクトが弱いので、広い面積で使う方が涼感がアップしますよ」

なるほど、やはり色は涼しいイメージを作るには欠かせないポイントなんですね。その他にこだわるべきポイントは?

「カラーだけでなく素材もポイントです。涼しい印象をつくるには、麻(リネン)などのサラっとした質感のものを選びましょう。毛足の長いウールやフェルト素材は、見た目だけでなく肌触りでも暑さを感じてしまいます。また、カーテンやブラインドは、遮熱・UVカット機能のあるものを選ぶことも大切です」

では、他のインテリアアイテムを選ぶ際のコツも教えてください!

「自分の好みを出発点にするのが、インテリアを楽しむコツ。気に入ったアイテムを基準にして、他のアイテムを揃えるのが基本です。例えば気に入ったカーテンを最初に選んだなら、その色はもちろんのこと、『柄』や『差し色』で他のアイテムを合わせると、部屋全体にメリハリが出せます」

手軽にインテリアを楽しみながら、涼しいイメージがつくれて、自然に節電へとつながるのはうれしいですね。いつもの生活を楽しみながら、ムリなくできるのもポイントです。インテリアでできる節電対策を学んだところで、今まで頼りきりだったエアコンにも注目! パナソニックの「エコナビ」搭載のエアコンなら、日差しを検知して自動的にムダなパワーを抑えたり、人の動きを検知してその周囲だけ温度を下げてくれたり…と、自動で節電をしてくれる機能が満載。この夏、ムリしない「ゆるエコ」ライフを目指すなら、ぜひチェックを! 夏の暑さの原因は、気温だけではなかった! 視覚・心理効果による体感温度でも、大きな差が出ることが分かった。部屋を寒色系でまとめることで、涼しく感じられる。季節に合ったインテリアコーディネートは、節電にも直結するのだ。

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