アンチエイジングの鍵、「グライダー効果」とは

「老化」は30代から加速する?

2012.09.20 THU


皇居を走る人々。ジョギング愛好家が増えているいま、適度な運動はやはり若々しさを保つ秘訣なのだ 『週刊東洋経済』毎週月曜発行 現在発売中の特集は「男と女のアンチエイジング最前線」 定価690円(税込)
アンチエイジングなんて、まだまだ先のことだと思っている人もいるかもしれない。しかし専門家に言わせると、30歳を過ぎたころから、加齢による老化に加え、生活習慣による老化も進むという。こうした知見の広がりを受け、比較的若い世代でもアンチエイジングに対して興味を持つ人が増えているようだ。

最近のアンチエイジングでは、健康維持、長寿だけでなく、「見た目」や「美」を追求する人も多い。そのため、見た目の若返りを手がける美容医療が注目されている。昔は外科的手術が主な治療法だったが、いまは治療ラインナップが拡大。レーザーや高周波を使った美容医療機器を用いたり、ヒアルロン酸などを注入したり、いわゆる切らないメニューが増えている。いまや自分の外見は、その気になればかなりのところまでコントロールできるといってもいいだろう。

とはいえ、アンチエイジングの基本は、やはり運動。「老化は脚から」とはよくいわれるセリフだが、人は、上半身に比べて下半身の筋力が低下しやすい。握力などはわりあい維持されるのだが、脚力は加齢で大きく落ちてしまう。

実際、アンチエイジングのための運動は早く始めるに越したことはない。若いうちに運動を始めた方が体力を維持できるという「グライダー効果」を実証した研究結果もあるからだ。

また、アンチエイジングのポイントとして「姿勢」維持を呼びかける人もいる。「老化は姿勢から」と指摘するのは、歯科医の宝田恭子氏。スマホを使っている時、食事の時などにいつの間にか猫背になっていないだろうか。猫背で顔が下を向くと、顔の筋肉がたるむ。その状態が続くと、顎関節に負担がかかり、顔や首のシワの原因になるという。

「まだまだ自分は…」と思いがちなアンチエイジングだが、第一歩として、姿勢をよくすることから始めてみてはいかがだろう。
(高橋志津子/『週刊東洋経済』)


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