もし1人だったら…!?今から考える老後のこと

充実感が増加する老後の共同生活

2012.11.01 THU


10月下旬 シネスイッチ銀座ほかロードショー (C)LES PRODUCTIONS CINEMATOGRAPHIQUES DE LA BUTTE
老後の共同生活を描いた映画『みんなで一緒に暮らしたら』が10月下旬公開に。仲間との共同生活に憧れたことはあるし、大勢のほうが楽しそうだけど…。そこで、将来を見据えて、老後の共同生活に注目してみることに。まずは、最近の共同生活事情を、ルームシェアのサポート事業を行っているイエノルールの舘岡雅史さんに聞いてみた。

「最近では、他人同士がルームシェアという形態で共同生活を送るというケースがSNSやweb掲示板の活用などにより増えています。それにともない、以前はトラブルが多いイメージのあるルームシェアに乗り気ではなかった不動産会社も、ルームシェア物件の取り扱いを拡大しています」

最近では、30~40代の未婚女性、離婚後の女性の利用者が増えているそう。
「安定した収入があっても、ルームシェアやシェアハウスなどに入ることで、精神的な充実を得ようとしている女性が増えています。独居老人や孤独死などといった社会問題がある昨今、今後は、安い家賃で生活したい学生やフリーターの方などと、金銭的にはゆとりがあっても、ゴミ出しや部屋の電気の取り換えなど小さなお手伝いを求める高齢者の方のルームシェアやシェアハウスといったニーズが新たに生まれていくと考えております」(同)

なるほど。金銭的なメリットはもちろん、年を重ねると、精神的なメリットを大きく感じるんですね。
孤独死など社会問題の解決策としても挙げられる共同生活は、今後はますます需要が増える傾向に。大学近辺に老人介護施設を作り、お互いが協力できる環境が整いつつあるアメリカのような取り組みが今後は日本でも広がりそう。若い人と高齢者の方とのシェアハウスをするといった、新しい共同生活の形も期待できるかも。素敵な老後生活を送るために、今から考えてみる!?
(取材+文・Pea Green小竹あき)

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